千葉県習志野市の認可保育園「若松すずみ保育園」で、保育士全体の6割にあたる18人が3月31日付で一斉に退職したことがわかった。
保護者の間で「子どもを預け続けて大丈夫なのか」と動揺が広がり、市は「体制の不備が不適切保育につながる恐れがある」として、園の指導強化に乗り出す。
園が保護者向けに開いた説明会には、退職する保育士のうち13人が出席。人手不足などによる労働環境への不満を園長に訴えたが改善されなかった状況を説明し、「職員が足りない時間もあり、ごまかしながら回していた」「このままでは大きな事故が起こる」などと泣きながら話したという。
これまで苦情を訴えても動かなかった市への不満を口にする保育士もいた。
市こども保育課の担当者は「対応が遅れて申し訳なかった。重大な事態ととらえており、新年度の園の保育体制に関しては、市がしっかり関与していく」と強調し、園への指導と監視の機会を増やすという。(26/4/1 読売新聞)
田口学園 すずみ幼稚園
大和田西保育園、緑が丘ひよこ保育園
H25年、公設の保育園を若松すずみ保育園に
昨年夏に県の指導監査を受け、不明瞭な人件費支出などが指摘された船橋市の社会福祉法人「すずみ会」が、この問題を審議するため開催を指示されていた理事会を開かず、架空の理事会会議録を作って県に提出していたことが25日、複数の理事や関係者への取材で明らかになった。
田口賢理事長(65)も産経新聞の取材に事実を認め、「問題になるとは思わなかった。私の不徳の致すところだ」などと述べた。
理事や関係者らによると、すずみ会は八千代市と習志野市で保育園2園を運営している。
指導監査は昨年夏、県の出先機関である習志野健康福祉センターが実施。田口理事長に対して「保育園の会計から給与が支給されているが、保育園職員としての職務内容などが不明瞭」として、理事会を開いて審議するよう通知した。
問題の会議録は、同年11月に田口理事長の保育園での職務内容などの改善策を審議したとするもので、複数の理事や関係者が本紙の取材に応じ、この会議が実際には開かれていないことを証言した。(16/8/26 産経新聞)