私立島原中央高校(長崎県島原市)の女子バスケットボール部に所属していた元生徒が、男性監督からハラスメントを受けたとして慰謝料など計約360万円の損害賠償を求めた訴訟で、福岡地裁小倉支部は同校を運営する学校法人有明学園(同市)と監督に88万円の支払いを命じる判決を言い渡した。2月25日付。
判決は、2023年5月~24年5月、監督が元生徒に対し、プレーを批判して「そんな人は使えない」と発言、他の部員にも「これだからバカは使えない」などと発言したと認定した。
町田哲哉裁判官は、監督の言動を「乱暴で配慮に欠け、教育的指導としての合理的な範囲を逸脱し、部員の人格権を侵害するもの」と指摘。法人についても「監督の不法行為を漫然と放置した」と述べた。
元生徒は24年11月に転校した。
監督は昨年3月、部員への暴言などで日本バスケットボール協会から1年間の活動停止処分を受けた。(26/3/5 読売新聞)
島原中央高女子バスケットボール部の30歳代男性監督が、部員に対する暴言などで日本バスケットボール協会から1年間の活動停止処分を受けていたことが分かった。処分は13日付。
同高などによると、男性監督は複数の部員に人格を否定する発言をしたり、プライバシーへの配慮を欠いたハラスメント行為をしたりして、懲罰の対象になった。
男性監督は指導を外れているものの、処分を「一部承服できない」として同協会に異議を申し立てたという。(25/3/29 読売新聞)
24年12月 2年連続、ウインターカップ出場
高校バスケットの大舞台・ウインターカップ県予選で、創部2年足らずで優勝を果たした島原中央高校。その強さの秘密に、密着取材で迫ります。
チームを2年で優勝に導いたのが、島原中央バスケットボール部・崔純也監督35歳。崔監督は、駒澤大学高校・駒澤大学を卒業後、母校でコーチを始め、2010年のウインターカップではチームを全国ベスト16に導きました。
その後も、関東の高校で何度もチームを全国の舞台に導きますが、業務の都合により、現場での指導が難しくなったことを理由に転機を迎えます。
【崔純也監督】「全国47都道府県の私立の高校全部調べて条件が ・体育館がある・生徒数が少ない・バスケット部がない この3つを徹底的に調べ尽くして履歴書と企画書・電話をしたんですよね」
企画書には、バスケ部の創部による生徒数の増加見込みや年次ごとの大会成績・学校の収支目標をグラフにして記しました。 そして、合致したのが縁もゆかりもない、島原中央高校です。~
赴任当時の部員は0。あるのは、コートとライトだけ。本当に0からのスタートでした。
当時を知る中村順教頭先生は、「当時は(体育館の)床も古くてひび割れていた。環境整備から入っていきました。当時を思えば本当にこれでどうなるんだろう」と話します。
赴任1年目は、全国の中学校へスカウトに回りました。
キャプテンの土田選手も、監督から直接声を掛けられた1人です。監督の「ある言葉」をきっかけに、地元・東京から島原中央高校への入学を決めました。~
選手たちのほとんどは、寮生活。寮の隣の喫茶店で食事をとります。練習後のご飯は、格別です。~崔監督も、寮の1階で妻・昌子さんと共に暮らしています。
以前は寮の一室で生活していましたが、部員が増えたことで、監督の部屋も生徒たちに明け渡し、カラオケパブだった、ここに移り住んできました。~(23/12/18 NCC)