茨城県教育委員会は24日、勤務校の更衣室やトイレなどで複数回盗撮をしたとして、水戸市立第四中で体育を指導していた大谷直輝教諭(33)を懲戒免職処分にした。「データを集めて満足感を得たいと考えていた」と話しているという。
県教委によると、大谷教諭は現在と別の小中学校に勤務していた2020~23年度、校内の女子更衣室やトイレの天井にカメラを設置し、盗撮していた。
また、県教委は勤務校の文化祭補助費や部活動の保護者会費など約600万円を着服したとして、県立取手第二高の木曽尚樹実習助手(35)を懲戒免職処分にした。
ボートレースなどのギャンブルに充てていた。(25/9/24 共同)
ことし6月、女の子が着替えをしている様子などが盗撮された記録媒体が勤務先の学校で落ちているのが見つかり、この教諭の顔も写っていたことから、本人に確認したところ「盗撮したデータを集めて満足感を得たいと考えていた」と盗撮を認めたということです。~
また、県教委は24日県立取手第二高校で勤務していた35歳の男性実習助手についても懲戒免職の処分にしました。
実習助手は今年度までの4年間、自身が管理していた生徒会費や部活動の保護者会費などあわせて617万円余りを着服し、生徒会の予算書や決算書を改ざんして着服を隠していたということです。
ことし6月に行われた文化祭の会計検査で、おつりに使うため各クラスに用意される補助費が渡されていないことがわかったことから、着服が発覚したということで、「ギャンブルや借金の返済にあてた」と話しているということです。(NHK)