横浜市は、市内の認可保育園などを運営する一般社団法人が補助金や給付金をおよそ6年間で、3億円以上不正に受け取っていたと発表しました。
横浜市によりますと、一般社団法人KID-Gは2019年から去年までのおよそ6年間で、運営する認可保育園や小規模保育施設あわせて5か所でうその申告をして、補助金や給付金あわせて3億1500万円あまりを不正に受け取っていたということです。
KID-Gは認可保育園と小規模保育施設で、同じ職員を二重に申請して職員の数を水増ししたり、施設の責任者ではない職員を責任者とするなどしていたということです。
去年8月に横浜市の抜き打ちの検査で不正が発覚していて、調査の結果、川崎市で運営する認可保育園でもおよそ6年間で2500万円あまりの不正受給が確認されたということです。
市の聞き取りに対し、KID-Gの代表は不正受給した金の使い道について「職員の確保や待遇改善のためだった」と話していたということですが、実際は園の積み立て金にまわされていたということです。
横浜市はKID-Gに対し、行政指導としては最も重い「改善勧告」を行っていて、不正受給された補助金などの全額返金を求めています。(25/9/12 TBS)
横浜市と川崎市によりますと、両市で認可保育所などを運営する一般社団法人KID−Gは、保育士の勤務時間を水増ししたり、法人の代表理事の親族を勤務実態がないにも関わらず施設長としての業務にあたっていたように装ったりして、実際より多く給付金を請求するなどしていました。
去年、横浜市が行った抜き打ちの調査で不正が明らかになり、横浜市の5か所の施設では昨年度までの6年間に給付金や補助金あわせて3億1500万円余りを不正に受給していたということです。
また川崎市の認可保育所では運営委託費およそ2600万円を不正に受け取っていたということです。
この法人が不正に受給していた額は横浜市と川崎市であわせて3億4000万円余りにのぼり、両市は返還を求めています。
横浜市によりますと、法人側は代表理事が辞任して再発防止に取り組むとしていて、施設の運営を継続する意向を示しているということです。(NHK)
認可外保育施設の職員を認可保育所で勤務しているとしたほか、保育士に住居の家賃を一部負担させていたにも関わらず、法人が全額負担しているなどの虚偽の申請で給付費や補助金を不正に受給していました。(FNN)一般社団法人KID−G SEA KID保育園、SANDA KID保育園、SAIL KID保育園、SAFARI KID保育園、SEASON KID保育園
[ 認可保育所 ] SPACE KID保育園
[ 企業主導型 保育施設・病児保育 ] SUN KID保育園、SYMPHONY KID保育園
[ 児童発達支援施設 ] STELLA KID、SPARK KID
[ 学童KIDs After School ] STATION KID(20年4月~)
生麦ファミリークリニック(23年4月~)
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