砥部町の小学校の男性教師が、児童の物品注文やPTA会費の現金を盗んだり着服したりしていたことが分かり、14日に懲戒免職されました。
懲戒免職されたのは、砥部町の宮内小学校に勤める金子友紀教諭(30)です。
愛媛県と砥部町の教育委員会によりますと、金子教諭は校内で今年5月から6月までの間、児童が注文した教材費と教職員のPTA会費、修学旅行の費用などの現金あわせて21万8105円を盗んだり横領したりしました。
動機はパチンコや釣りなどの遊興費を金融業者から借り、返済にあてるためとしています。
現金は職員室にある金庫から盗んだほか、金子教諭が管理していたものから着服するなどしていたということです。
この不祥事は、金庫の現金が入っていた封筒がなくなっていたことに教頭が気づき、内部の聞き取りなどの調査で判明しました。
被害にあった金額は家族が全額を弁済し、刑事告訴しないということです。(25/8/14 テレビ愛媛)
砥部町教育委員会によりますと、教諭はことし5月から6月にかけて、職員室の金庫などに保管されていた保護者や教職員から集めた教材費やPTA会費、それに修学旅行の費用などあわせて21万8000円余りを着服したということです。
ことし6月10日に教頭などが金庫の中から現金が入った封筒がなくなっていることに気づき調査を進めたところ、教諭の机の引き出しやかばんから封筒が見つかったということです。(NHK)