勤務先の神奈川県相模原市の市立小学校の女子トイレに設置した小型カメラで3人の女子児童らを盗撮したなどとして、元教員の20代男性が性的姿態等撮影などの罪に問われた事件で、9月26日、横浜地裁相模原支部(和久登貴子裁判官)の初公判において、被告人は公訴事実について「間違いありません」と認めた。~
検察の冒頭陳述によると、被告人は高校生のころから同級生のスカートの中を盗撮したり、屋外でも盗撮を繰り返していたとしている。
大学卒業後の2022年に赴任した被告人は、翌年5月ころから着替えや検診における女子児童の姿を盗撮するようになったが、性器などを見るためトイレ盗撮を始めたものと指摘された。
回収した映像は自宅のパソコンで視聴し、児童の名前がわかるものについては、ファイル名を変更するなどしていたとされる。
今年6月9日、トイレに不審なものがあると児童から報告をうけた学校側が調べたところ、校内の女子トイレからコンセント形の小型カメラが計4台見つかった。
以前から出勤時間が早いなど不審な点があった被告人を呼び出したところ、校長に犯行を認めたという。
被告人が警察に供述した調書の内容によれば、罪に問われた事案で使用されたコンセント型のほかにも、「火災報知器」「ペットボトル」「ペン」「アダプター」「モバイルバッテリー」「基盤」も盗撮目的で購入し、その一部は実際に着替えなどに使われたとされる。~ (25/9/26 弁護士ドットコムニュース)
相模原市は、市立小学校の教諭が勤務先の女子トイレに盗撮目的でカメラを仕掛けたとして懲戒免職処分としたと発表しました。
相模原市は、市立小学校に勤務していた加倉井蓮也容疑者(25)が今年5月中旬から6月上旬にかけて勤務先の学校の複数の女子トイレに盗撮目的で小型カメラを仕掛けたとして、きょう付で懲戒免職としました。
カメラは4つの個室に1個ずつ設置され、コンセントに偽装されていたということで、児童が不審なコンセントに気づき、教員に相談したことから発覚したということです。
捜査関係者によりますと、加倉井容疑者は撮影処罰法違反の疑いで逮捕されているということです。
加倉井容疑者は市の聞き取りに「児童を撮影したいと思ってカメラを設置した。自制心が効かなかった」と話していたということです。(25/6/19 TBS)
相模原市教育委員会によりますと、教諭は、先月中旬から今月上旬にかけて、盗撮する目的で勤務先の小学校の2つの女子トイレの個室の壁にコンセントの差し口に似た小型カメラを、合わせて4台仕掛けたということです。(NHK)
今月9日に、小学校の児童が個室トイレの壁面にコンセントの形をした不審物が両面テープで設置されているのを発見し教育委員会が確認したところ、コンセントのようなものの中に小型カメラがあったということです。
市の聞き取りに対して男性教師は「児童を撮影をしたいと思ってカメラを設置した。(NNN)