無免許運転を繰り返したとして道路交通法違反の罪に問われた元教師の女に対し金沢地裁は執行猶予付きの判決を言い渡しました。
この裁判は、内灘町に住む県立いしかわ特別支援学校の元教師(58)の被告が2024年9月から10月にかけて金沢市と大阪府で無免許運転をしたとして道路交通法違反の罪に問われているものです。
判決公判で金沢地裁の藤本思帆音裁判官は、被告の交通規範意識には問題があったと指摘。一方で、犯行を認め、反省の態度を示しているなどとして懲役10カ月の求刑に対し懲役10カ月、執行猶予3年の判決を言い渡しました。
弁護側によりますと被告は控訴しない方針だということです。(25/5/8 石川テレビ)
無免許運転の罪で起訴された県立いしかわ特別支援学校の元教師の女に対する初公判が開かれ、女は起訴内容を認めました。
道路交通法の無免許運転の罪に問われているのは、県立いしかわ特別支援学校の元教師で、内灘町の永山沙緒利被告です。
起訴状などによりますと永山被告は、無免許で東大阪市や金沢市で運転した罪に問われています。
22日、金沢地裁で開かれた初公判で、永山被告は「事実です」と述べ起訴内容を全て認めました。
冒頭陳述で検察は、永山被告が2018年に速度超過で免許取り消しになったにもかかわらず運転を続け、去年9月に東大阪市で違反切符を切られ、無免許が発覚。
しかしその時点で学校側に伝えず、さらに運転を続け去年10月に金沢市内で事故を起こした事で全てが発覚し、懲戒免職処分となったことを明かしました。
その上で、「6年間にわたり常習的に無免許運転を繰り返していたことは悪質」として懲役10カ月を求刑しました。
これに対し弁護側は執行猶予付きの判決を求めました。
判決は来月8日に言い渡されます。(25/4/22 石川テレビ)
懲戒免職の処分を受けたのは県立いしかわ特別支援学校の永山沙緒利 教諭です。
県教育委員会によりますと、永山教諭は2018年5月に運転免許取り消し処分を受けるも学校に報告せず、6年以上、無免許運転を繰り返し、ことし10月には自転車と接触して乗っていた人にけがをさせました。 (24/12/21 テレビ金沢)