知人女性の家の合鍵を不正に作り侵入したなどとして住居侵入の罪などに問われている元中学校教員の男に対し山口地裁周南支部はきょう(14日)、懲役1年、執行猶予3年の有罪判決を言い渡しました。
判決を受けたのは下松市の元中学校教員の男(66)です。
判決によりますと被告は仕事の関係で知り合った下松市に住む30代の女性に特別な好意を抱き去年5月、不正に作成した合鍵で家に侵入したほか、2回にわたり同様の手口で侵入しようとし未遂に終わりました。
山口地裁周南支部で開かれた判決公判で森幸督裁判官は「被害者の住居の平穏は侵害の危険にさらされており、被害結果は軽視できない。 」「一連の犯行の動機は被害者に対する好意の感情を満たそうというものであり、そこに酌量の余地はない。」などとして、懲役1年、執行猶予3年の有罪を言い渡しました。
検察側の求刑は懲役1年でした。(25/5/14 山口放送)
知人女性の家に不正に侵入したとして、住居侵入などの罪に問われている元中学校教員の男(66)の裁判。校長も務めたことのある男は、なぜ犯行に及んだのか。検察は「女性に対するゆがんだ性欲や大きな執着があった」と指摘しました。~
裁判で
▽男は女性と仕事の関係で知り合い、特別な好意を抱いたことから「生活をのぞき見たい」と思うようになった
▽男は、女性の出したゴミをあさるなどして行動パターンを把握した
▽ゴミの中から女性の体毛や使用済みの生理用品などを持ち帰っていた
ことなどが明らかになっています。
被告人質問で男は「女性への思い入れや関心が異常な方に発展してしまい、自制できなかった」「犯罪で、発覚すれば社会的地位を失うという認識はあったが、女性の日常を知りたいという欲望を抑えきれなかった」と話しました。
事件については「大変後悔している」とし、自身の妻や子どもへも「申し訳ない」と話しました。~(25/4/20 tys)
山口県警下松署は5日、ストーカー規制法違反の疑いで、山口県下松市・末武中学校の臨時教員の男(66)を逮捕しました。
警察によると男は、恋愛感情が満たされなかったことに対する恨みの感情を満たす目的で、2024年7月31日と8月19日に下松市に住む女性(30代)の家に押しかけ、つきまといなどを繰り返し行い、ストーカー行為をした疑いが持たれています。
調べに対し男は「やったことに間違いないが、押しかけたつもりはない」と、容疑を一部否認しているということです。
男は8月、この女性の住むアパートの玄関の鍵を開けようとしたとして、住居侵入未遂の疑いで逮捕されていました。
男と被害者は面識はあるものの、交際関係や親族関係だったことはないということです。
警察で詳しい経緯などを調べています。(24/9/5 テレビ山口)
警察によりますと、容疑者は7月31日と先月19日に下松市内に住む30代の知人女性の家に正当な理由なく押しかけつきまといを繰り返し行いストーカー行為をした疑いがもたれています。
7月31日の犯行で容疑者は合鍵とみられるものを使って玄関の鍵をあけて入ろうとしたものの女性が内鍵をかけていたため家に入ることができなかったということです。
警察の調べに対し「被害者に好意を抱いていてやったことにまちがいはないが押しかけたつもりはありません。」と容疑を一部否認しています。(山口放送)
下松署は22日、山口県下松市中島町、中学校教員藤井浩一容疑者(66)を住居侵入未遂の疑いで逮捕した。
同署によると、「ドアを開けようとしたが、入るつもりはなかった」などと容疑を一部否認しているという。(24/8/24 山口新聞)
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