去年4月、盛岡市内の自宅で16歳未満の少女に性的暴行をした罪に問われた元学習塾経営の男に、盛岡地方裁判所は懲役5年の実刑判決を言い渡しました。
盛岡市の元学習塾経営、常松貴裕被告(43)は去年4月、県内に住む16歳未満の少女に自宅で性的暴行をした罪に問われました。
4日の判決で、盛岡地方裁判所の中島真一郎裁判官は「少女の精神的未熟さにつけ込んだ卑劣でこうかつな犯行で、刑事責任は重い」と指摘し、被告に懲役5年の実刑判決を言い渡しました。(25/2/4 NHK)
起訴状などによりますと、常松被告は2024年4月、自宅のアパートで自身が経営する学習塾にかつて通っていた教え子の少女が16歳未満であると知りながら性行為に及んだ罪に問われています。
12月18日の初公判で常松被告は起訴内容を認めました。
検察側は「常松被告は少女に対し2万5000円を支払うと伝えて行為を持ち掛け、明確に拒絶されなかったことから犯行に及んだ」と説明。「精神的な未熟さにつけ込んだ卑劣かつ身勝手な犯行だ」と指摘しました。
これに対し弁護側は被告が反省していることや被害者の母親に賠償金を支払ったことなどから情状酌量を求めました。
裁判は即日結審し検察側は懲役6年を求刑、弁護側は執行猶予付きの判決を求めました。(24/12/18 岩手めんこいテレビ)
学び舎開桜
↑このページのトップヘ
コメント