自身が勤務する府立高校の生徒の自転車を盗み、およそ1年間、通勤に使っていたなどとして、大阪府教育庁は28日付けで、32歳の男性教諭を懲戒免職の処分にしました。
懲戒免職になったのは、大阪府立阿倍野高校の32歳の男性教諭です。
大阪府教育庁によりますと、この男性教諭は、おととし(令和4年)9月、自身が勤務する府立高校の敷地内に止められていた生徒の自転車を自家用車に積み込んで盗み、およそ1年間、通勤に使っていました。
去年(令和5年)9月、警察に呼び止められて事情聴取を受け、その後、窃盗の疑いで書類送検されました。
最終的には、ことし2月、起訴猶予となりましたが、その間、学校の管理職に報告していなかったということです。(24/11/28 NHK)
府教育庁によると、令和4年9月12日、学校敷地内に鍵をかけずに駐輪されていた女子生徒のミニサイクルを見つけ、自分の車に積み込み、自宅に持ち帰った。通勤時に自宅とバス停間の行き来に使っていたという。
女子生徒は大阪府警に盗難届を提出。5年9月、教諭は帰宅中に府警茨木署員の職務質問を受け、当初は「フリーマーケットで購入した」と虚偽の説明をしたが、事情聴取の中で盗んだことを認めた。
窃盗容疑で書類送検され、今年2月16日に不起訴処分(起訴猶予)となった。
教諭は今年2月まで学校側に事件を報告しておらず、茨木署に諭されようやく報告したという。(産経新聞)
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