県立足利高校に勤務していた60歳の男性教諭が市内の高校で作る協議会の会費から30万円あまりを着服したとして、6日、免職の懲戒処分を受けました。
免職の懲戒処分を受けたのは、県立足利高校に勤務していた日向野信行教諭(60)です。
県教育委員会によりますと、この教諭は足利市内の高校でつくる交通安全の活動などに取り組む協議会の会長を務めていて、協議会の口座から去年9月には会計担当者を通して現金20万円を受け取ったほか、ことし3月には11万円を自分で引き出したということです。
このうちのおよそ6万円はバスケットボールの全国大会に参加した際の宿泊費や懇親会などの費用にあてていて、残りは今後の行事などに備えて自宅で保管していたということです。
教諭は会計担当者からの複数回に渡る返金の求めに応じず、ことし6月に関係者から県教育委員会に通報が寄せられて発覚しました。
教諭は「行事に参加する費用がなく、一時的に立て替えた」などと話し、すでに全額を返還したということです。(24/8/6 NHK)
会計監査や新年度の引き継ぎを行おうとすると、教諭は「通帳を紛失した」と言い、実施できなかったということです。(栃木放送)
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