自転車で転倒したところを助けようと近づいた女子中学生にわいせつな行為をしたとして、兵庫県内の小学校に勤める臨時講師の67歳の男が逮捕されました。
不同意わいせつの疑いで逮捕されたのは、猪名川町立楊津小学校の臨時講師・志水正美容疑者(67)です。
警察によりますと、志水容疑者は今年5月、伊丹市内の公園で自転車で転倒した際、助けようと近づいてきた女子中学生(当時14)の胸を触るなどわいせつな行為をした疑いが持たれています。
同じ日に女子中学生と家族が「公園で中年の男に胸を触られた」と警察に申告、防犯カメラの捜査などで志水容疑者の関与が浮上したということです。
志水容疑者は、犯行当時黒い「ボブ」の長さのカツラと、リボンがついた白色のカッターシャツ、青いミニスカートを着し、青色の水玉模様のリュックサックを背負って自転車に乗っていたということです。
志水容疑者は警察の調べに対し、「わざとではなくふらついた時にあたった」と容疑を否認していて、警察は当時の状況を調べています。(24/7/10 MBS)
同署によると、女子生徒は友人とベンチに座っていてガシャンという音を聞き、見ると男が自転車と地面に倒れていた。
男はミニスカートやショートボブのかつらを着用しており、女性と思って近づくと、男は立ち上がる際に女子生徒の胸を触り、無言で立ち去ったという。
近くを通った女子高校生から「さっきの人、男の人だよね」と言われ、家族と交番に被害を届け出た。防犯カメラの映像などから男が浮上したという。
男は尼崎市内の路上で6月上旬、女装をして自転車で転倒し、近づいてきた女性の体を触ったとして、不同意わいせつ容疑で尼崎北署に逮捕されていた。(神戸新聞)