教諭・川本昂(37歳)処分内容 免職
処分理由  勤務校で使用する授業支援アプリを私物のスマートフォンにインストールした上で、令和5年7月から11月にかけて3年生の生徒複数名との間で、繰り返し私的なメッセージのやりとりや写真等の送信を行った。
また、そのやり取りの中で、同僚教員を誹謗中傷する、生徒に不適切な言動等を行うなどしたほか、性的画像等の送信や無断撮影した生徒の写真を別の生徒に送るなど行った。(24/6/27 大阪府 教職員の処分についてより)
大阪府教育委員会は、私物のスマートフォンに無断でインストールした「授業支援用アプリ」を使って、生徒と私的なやりとりを繰り返し性的な画像を送信したなどとして大阪・交野市の中学校の教諭を懲戒免職にしました。
懲戒免職の処分を受けたのは、大阪・交野市の市立中学校の37歳の男性教諭です。
大阪府教育委員会によりますと、この教諭は、私物のスマートフォンに無断でインストールした「授業支援用アプリ」を使って、去年7月から11月にかけて、生徒13人との間で、私的なメッセージや写真などの送信を繰り返し行ったということです。
やりとりの中で教諭は、同僚の教員や、13人以外の生徒の名前を挙げてひぼう中傷をしたほか、生徒に写真を送る際、一緒に写っていた別の生徒の顔の部分に性的な写真を貼り付けた画像を送信したということです。
教諭は、教育委員会に対し、同僚の教員へのひぼう中傷について、「自分のやることを批判的に悪く言われて孤独であり、やけくそになった」などと話す一方で、性的な画像の送信などは「生徒が僕になりすまして行ったものだ」などと話しているということです。
また、教育委員会は、この教諭の生徒との私的なやりとりについてほかの教員から報告を受けながら適切な対応を行わなかったなどとして、それぞれ、当時の校長を戒告、当時の教頭を訓告の処分にしました。(24/6/27 NHK)
教育庁によりますと、交野市立中学校の男性教師(37)は去年10月、授業支援用のアプリを使用して特定の男子生徒に対し、ある女子生徒の顔に別の男子生徒の性器の画像を貼り付けた写真を送ったということです。
去年11月、保護者から交野市教育委員会に「男性教師が特定の生徒と私的なやり取りをしている」と連絡があり、市教委がアプリの使用履歴を調査したところ、事態が発覚しました。
男性教師は担当教科である英語の学習会に参加している生徒計13人とのアプリ内のグループで、少なくとも去年7月から11月にかけて私的なメッセージや写真のやりとりを週380回ほど繰り返していました。
グループでは同僚教師への誹謗中傷やグループにいない特定の女子生徒の名前を挙げて「好きやねん、盗撮して」などと発言していました。(ABC)
大阪府教委によりますと、去年7月~11月に無断で私用のスマホに授業支援用のアプリをインストールし、そのアプリで3年生の生徒ら13人と私的なメッセージや写真などの送信を繰り返していたということです。
教諭はそのやり取りの中で、同僚の教員の名前を挙げて「死ね」「ブス」などと誹謗中傷をしたほか、特定の生徒を中傷~
この問題をめぐっては、去年9月に、男性教諭が生徒と私的なやり取りをしている様子を見た教員が、去年9月時点で当時の校長と教頭に報告したものの、校長らはアプリの使用履歴などの確認はせず、男性教諭に対して、生徒との私的なやり取りは禁止であるといった一般的な注意喚起にとどまっていたということです。(MBS)