札幌市立北白石中学校(白石区)の複数の生徒の成績表を外部に流出させたとして、札幌白石署は25日、札幌市白石区、元同校教諭でアルバイト従業員菅原淳容疑者(55)を地方公務員法(守秘義務)違反の疑いで書類送検した。(24/1/26 北海道新聞)
捜査関係者によると、元教諭は2022年10月頃、不正に入手していた生徒の成績一覧を報道機関に郵送し、職務上知り得た情報を漏らした疑い。
郵送時には、同僚が流出させたように見せかけた文書を添えていた。
調べに「同僚の信用を失墜させるためにやった」と容疑を認めているという。
道警は市教育委員会から相談を受けて捜査を開始。市教委の調査では、顧問を務めていたパソコン部の活動費を私的に使ったことなども確認されたが、道警は悪質性の高い事案に絞り込んで立件した。市教委は23年6月、元教諭を懲戒免職にした。(読売新聞)
札幌市教育委員会によりますと、男は「たまたま拾ったUSBに入っていた」という趣旨の内容とともに、成績表の画像や女子生徒の容姿をランク付けした文書が入った封筒を新聞社や雑誌の編集部に郵送したということです。
封筒を受け取った新聞社から連絡を受けた市教委が警察に相談し、2023年3月から警察が捜査を進めていました。(STV)
札幌市立中学校の男性教諭が、生徒35人分の成績表などを故意に外部流出させていた問題で、市教育委員会は15日、市立中の男性教諭(54)を同日付で懲戒免職にしたと発表した。今後、在校生の保護者会を開き、当該生徒らには謝罪の手紙を送るという。
市教委によると、男性教諭は昨年5~10月頃、同僚の教諭が担任を務めていたクラスの生徒の成績表や、生徒の容姿などを記した虚偽の文書を、匿名で外部に流出させた。
また、顧問だったパソコン部の活動費でパソコン用のモバイルバッテリーや卓上用のLED照明を購入し、私的に使用していた。
こうした行為は、「学校職員の懲戒処分に関する指針」の「秘密漏えい」「個人情報の不当利用」「横領」に当たると判断。懲戒処分で最も重い免職にした。
地方公務員法(守秘義務)違反にもあたるとして、道警に相談している。
男性教諭は、市教委の聞き取りに対し「同僚教諭を妬み、おとしめるためにやった」などと説明した。
関係者によると、「知人のお子さんが担任の先生から渡された封筒の中にUSBが入っていたそうです」「この担任は、保護者の中で問題があると話題になっている」など、同僚の教諭が流出させたように見せかけた文言も添えられていた。
昨年6月頃、市教委に情報提供があり調査を進めていたところ、男性教諭が情報流出を認めた。他の情報漏えいなどは確認されていない。(23/6/16 読売新聞)
札幌市の中学校教師が、同僚が担任を務めるクラスの成績表などを、わざと外部に流出させていたことがわかりました。
札幌市教育委員会によりますと、市内の中学校に勤める50代の男性教師が、2022年5月から10月にかけて、同僚の教師が担当するクラスの生徒35人分の成績表を、わざと外部に流出させました。
さらに女子生徒の名前を挙げて容姿をランクづけした文書を、あたかも同僚教師が書いたように見せかけ、外部に流出させていました。(UHB)