埼玉県教育委員会は、金融機関のキャッシュカードを他人に譲り渡したとして逮捕・起訴された県立高校の男性教諭を16日付けで懲戒免職の処分にしました。
県教育委員会によりますと、懲戒免職となったのは、さいたま市北区にある県立大宮中央高校の高橋幸一教諭(54)です。
教諭は、金融機関の口座を開設してキャッシュカードをだまし取り、他人に譲り渡したとして、詐欺などの疑いで去年10月に逮捕され、その後、起訴されていました。(24/1/16 NHK)
県教育局によりますと高橋教諭は去年1月と2月に自分名義の銀行口座を他人に譲り渡して、およそ4万円の報酬を受け取ったということです。
高橋教諭は去年10月、県警に詐欺などの疑いで逮捕され、その後、起訴されています。(テレ玉)
開設した自身名義の口座情報を第三者に譲り渡したとして、埼玉県警大宮西署は25日、詐欺と犯罪収益移転防止法違反の疑いで、さいたま市西区中野林、県内の公立高校教員の男(54)を逮捕した。
逮捕容疑は昨年10月13日、金融機関のサイトで他人に譲渡する目的を隠して預金口座の開設とキャッシュカードの交付申請をして、同年11月初旬、キャッシュカード1枚を自宅に郵送させて詐取。今年1月13日、交流サイト(SNS)で他人にカード情報と暗証番号を教えた上で指定された福岡県内の集合住宅の一室に郵送して譲り渡し、2万円の報酬を得た疑い。
「間違いないと思います」と容疑を認めており、「借金があり、金に困ってやってしまった」などと供述しているという。
同署によると、昨年9月にさいたま市内居住の70代女性が還付金詐欺の被害に遭ったとして同署を訪れ相談。女性が現金を振り込んだ口座が男名義だったことから、同署が関連を捜査したところ、今回の容疑が浮上した。
同署は他に10件ほどの余罪があるとみて捜査を続けている。(23/10/26 埼玉新聞)