勤務先の保育園の園児にわいせつな行為をして画像を知人に送ったとして、強制わいせつ罪と児童買春・児童ポルノ禁止法違反に問われた大分市の元保育士の被告(30)に対し、名古屋地裁(遠藤圭一郎裁判官)は3日、懲役4年6月(求刑・懲役6年)の判決を言い渡した。
法廷では、ネットで知り合った仲間らとわいせつな画像を送り合い、盗撮にのめり込んでいく被告の心理が明らかになった。
判決によると、被告は2021年1~2月、大分県内の保育園で昼寝中の女児(当時5歳)ら2人にわいせつな行為をし、その様子をスマートフォンで撮影。
同年5月~23年1月には、SNSを通じて複数回、計13人の児童の画像を知人に提供するなどした。~
法廷では、被告はこの事件以前に勤務していた別の保育園で、盗撮をしたとして解雇されていたことが明らかにされた。
解雇後、インターネットの掲示板で知り合った他県の男らと小児のわいせつ画像を送り合うようになり、解雇から約1年後、今回の事件を起こした保育園に移ってネット上でのやりとりを続けた。
被告は「互いに画像を褒め合っており、相手を喜ばせようと思った」と、画像とともに被害児童の名前や年齢、撮影時の状況などを送っていたことも明らかにし、「外にはさらけ出せない一面を受け入れてくれ、解放感があった」などと述べた。(23/10/4 読売新聞)
勤務していた保育園で、当時5歳の女の子にわいせつな行為をしたうえ、その様子を撮影したとして、元保育士の男(29)が愛知県警に逮捕されました。
強制わいせつと児童ポルノ禁止法違反の疑いで逮捕されたのは、大分市の無職・福島一輝容疑者(29)です。
警察によりますと、福島容疑者は、おととし2月、保育士として勤務していた大分県内の保育園で、昼寝をしていた当時5歳の女の子の服を脱がせて、わいせつな行為をしたうえ、その様子を撮影して、児童ポルノを製造した疑いがもたれています。
福島容疑者は、勤務先の別の保育園で、裸の園児を撮影した画像を知人に提供したとして、すでに逮捕されていて、押収したスマートフォンの解析などから、今回の容疑が発覚したということです。
調べに対し、黙秘しているということです。
他にも別の子どもの動画や画像が見つかっているということで、警察は、福島容疑者が同様の犯行を繰り返していたとみて調べています。(23/2/3 )
勤めていた保育園で撮影した裸の園児の画像を他人に送信したとして、愛知県警は12日、児童買春・ポルノ禁止法違反容疑で、大分市王ノ瀬、保育士福島一輝容疑者(29)を逮捕した。
容疑を認め、「児童ポルノが好きな人と画像を交換し、コレクションを増やしたかった」と供述しているという。
逮捕容疑は昨年8月30日、以前勤務していた保育園で撮影した着替え中の裸の女児らが写った画像1点を、無料通信アプリで大阪府の30代男性に送信した疑い。
県警少年課によると、福島容疑者は児童ポルノ愛好者が集まるインターネット上の掲示板で、昨年1月に男性と知り合った。男性からも画像を受け取ったとみられ、同課は同様の行為を繰り返していたとみて調べる。
別の児童ポルノ事件の捜査で男性の自宅を捜索するなどして調べたところ、福島容疑者と画像をやりとりしていたことが分かったという。(23/1/12 時事通信)