女子高校生にみだらな行為をしたとして、略式命令を受けたにもかかわらず、「検察が不起訴処分にした」と文書を偽造し、勤め先に提出したとして、大阪市立小学校の臨時講師が起訴されました。
大阪市立小学校の講師・田中敦朗被告(49)は、女子高校生にみだらな行為をしたとして5月に逮捕され、6月2日、罰金30万円の略式命令を受けました。
大阪地検は14日、田中被告がこの事件に関して「不起訴になった」とする虚偽の書面を、勤め先の校長に提出したとして、有印公文書偽造・同行使の罪で起訴しました。
田中被告は、ウェブで検索した正式な書面を参考にし、実在する検察官の名前の印鑑を購入して、押していたということです。
大阪地検は、田中被告の認否を明らかにしていません。(23/7/14 ABC)
田中被告は大阪市教育委員会に“不起訴処分を受けた”と虚偽の報告をしようと考え、大阪市阿倍野区のインターネットカフェのパソコンで、大阪地検の検察官名義の「不起訴処分告知書」を偽造・印刷。その翌日、勤務先の小学校の校長にその偽造文書を見せたということです。
田中被告は、インターネットで不起訴処分告知書の形式などを検索し文書を偽造。
青少年健全育成条例違反の捜査の際の担当検察官の印章を、業者に発注し作成し、その文書に押印する“周到ぶり”でした。
しかし学校側が不審に思い、あえなく偽造が発覚。逮捕・起訴に至りました。(MBS)
女子高生にホテルでわいせつな行為をしたとして、大阪府警東署は23日、大阪府青少年健全育成条例違反の疑いで、大阪市立歌島小の臨時講師、田中敦朗容疑者=大阪市天王寺区=を逮捕した。
同署の調べに対し田中容疑者は「高校の制服を着た女の子とホテルに行った」と供述する一方、「わいせつな行為はしていない」と容疑を否認している。
逮捕容疑は昨年7月中旬、大阪府内の女子高生が18歳未満と知りながら、府内のホテルで数回にわたり、わいせつな行為をしたとしている。
同署によると、田中容疑者が路上で女子高生に声をかけて知り合った。2人の間で金銭のやりとりはないという。女子高生が9月、府の少年サポートセンターに相談して発覚した。(23/5/23 産経新聞)
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