同僚の財布から現金を盗んだとして逮捕・起訴された大阪市の公立中学校の講師が、懲戒免職処分となりました。
大阪市立東住吉中学校の講師・伊藤良将被告(29)は今年3月、当時勤務していた鶴見区にある別の中学校の職員室で、同僚の財布から現金1万円を盗んだ疑いで逮捕され、その後、起訴されました。
大阪市教育委員会によりますと、ほかにも勤務先の中学校で約35万円の窃盗被害が判明したとして、9月29日付で伊藤被告を懲戒免職処分にしました。
市教委が、勾留中の伊藤被告に面会して話を聞いたところ、他にも同様の犯行を繰り返していたことを認め、 「(窃盗を)やめるにやめられなかったので、安心した。盗んだ金は借金の返済に充てた」などと話したということです、(22/9/29 MBS)
同僚の財布から現金を盗んだとして、大阪府警東住吉署は7日、窃盗の疑いで大阪市立東住吉中学校の常勤講師、伊藤良将(よしのぶ)容疑者(29)=大阪市平野区=を逮捕した。容疑を認めているという。
逮捕容疑は3月13日午前10時35分ごろ、当時勤務していた別の市立中学校の職員室で、同僚の30代男性の財布から現金1万円を盗んだとしている。
同署によると、伊藤容疑者は4月から東住吉中で勤務していたが、職員室で窃盗事件が続いているとして、同署は校長から5月に被害届を受けて捜査。伊藤容疑者の前任中学でも同様の事件が相次いでいたことが分かり、職員室の防犯カメラ映像を確認したところ、現金を盗む伊藤容疑者の姿が写っていたという。
大阪市教育委員会によると伊藤容疑者は平成30年4月1日に採用。(22/9/7 産経新聞)
警察によりますと、窃盗の疑いで逮捕された伊藤良将容疑者は、今年3月に当時勤務していた鶴見区にある別の中学校の職員室で、同僚の財布から現金1万円を盗んだ疑いがもたれています。
今年5月、東住吉中学校でクラブ活動費や親睦会費などが盗まれる被害が相次ぎ、警察が捜査。
その結果、伊藤容疑者が以前の勤務先である鶴見区の中学校で現金1万円を盗む様子が防犯カメラに映っていたということです。警察の取り調べに対し容疑を認めていて、警察は東住吉中学校での窃盗事件との関連を調べています。(MBS)