県教育委員会は、18歳未満の女性にわいせつな写真や動画を撮影させたなどとして、県内の中学校の男性教諭を26日付けで、懲戒免職の処分にしました。
懲戒免職の処分となったのは、棚倉町立棚倉中学校に勤務する中澤洸洋教諭(28)です。
県教育委員会によりますと、中澤教諭は、ことし1月ごろから7月にかけて、SNSで知り合った18歳未満の女性にわいせつな写真や動画を撮影させて送信させたり、自身のわいせつな写真や動画を送ったりしていたということです。
先月、この女性の家族から学校に申し出があり、教諭に確認をしたところ、これらの行為をおおむね認めたため、警察に通報したということです。
県教育委員会は、学校教育への信頼を大きく失わせたとして、この教諭を、26日付けで懲戒免職の処分としました。
このほか、会津地区の県立高校の50代の校長が、ことし5月から6月にかけて、同じ学校の教職員3人にパワハラ行為をしたとして、月給の10%を3か月減額する処分にしました。
県内では、先月も、授業中にセクハラ行為を繰り返した県北地区の高校の講師が停職処分を受けるなど、教職員による不祥事が相次いでいて(22/8/26 NHK)
県によりますと、中澤教諭は今年1月ごろから7月にかけて、相手が18歳未満の少女だと知りながら、SNSで少女のわいせつな写真や動画を送らせたり、自分のわいせつな写真や動画を送ったりしたということです。
中澤教諭はSNS上で知らない女性の複数のアカウントをフォローし一方的に連絡をとっていて、少女から返事があったため、やりとりを始めていました。(テレビユー福島)
県教委によると、校長は5月の面談の際、教職員1人に指導力不足を指摘。6月には別の教職員2人に対しソファの肘掛けをたたきながら厳しい口調で話すなどの態度を取ったほか、「人事評価をCにする」などの言動をした。処分は26日付。(福島民友新聞)
中沢洸洋教諭です。県教育委員会によりますと、中沢教諭は2022年1月から7月にかけ、SNSで知り合った女性が18歳未満と知りながら、わいせつな写真や動画を送らせたり、自分からもわいせつな写真や動画を送ったりしていたということです。(KFB)