熊本県教育委員会は、強制性交等未遂の罪に問われていた県立熊本西高校の教諭の男について実刑判決が確定したことを受け、失職したと発表しました。
教諭の男は一審、二審の実刑判決を不服として最高裁に上告していました。
地方公務員法に基づき11月7日付で失職したのは、県立熊本西高校の原田 恭宏元教諭(50)です。
県教委などによりますと、原田元教諭は去年5月、熊本市中央区にあるカラオケ店で、20代の知り合いの女性に性的暴行を加えようとしたとして強制性交等未遂の罪に問われていました。
一審の熊本地裁と二審の福岡高裁はいずれも実刑判決を言い渡し、原田元教諭が最高裁に上告していました。 (23/11/29 TKU)
知人の女性に性的暴行をしようとした罪に問われている熊本県立高校教諭の男。16日の判決で熊本地裁は求刑を上回る懲役6年の実刑判決を言い渡した。
判決を受けたのは、県立高校教諭の原田恭宏被告(49)。判決によると原田被告は2022年5月、知人の20代女性をカラオケ店に連れ込み性的暴行をしようとした強制性交等未遂の罪に問われている。
裁判で原田被告は「同意があった」と主張したが、16日の判決で熊本地裁の平島正道裁判長は「あまりにも自分に都合の良い不合理なもので信用できない」とこれを退けた。
その上で「被害者の人格や尊厳を踏みにじる卑劣な犯行」と指摘。懲役5年とした「検察官の求刑はいささか軽い」として懲役6年の実刑判決を言い渡した。(23/3/15 KKT)
熊本市内のカラオケ店で知人の女性に性的暴行を加えようとした疑いで高校教諭の男が逮捕されました。 強制性交未遂の疑いで逮捕されたのは熊本西高校教諭の原田 恭宏(はらだ やすひろ)容疑者です。
原田容疑者は5月28日夜、熊本市中央区にあるカラオケ店で 20代の知人女性に対し体を触るなどした上、性的暴行を加えようとした疑いが持たれています。
女性は抵抗し部屋から逃げ出したということです。
5月31日に女性から通報を受けた警察はその後、関係者への聞き取りや、防犯カメラの映像の確認などを進めていました。
警察の調べに対し原田容疑者は 2人でカラオケに行ったことは認めているということですが、容疑は否認しています。(22/6/9 RKK)
熊本県警は9日、強制性交未遂の疑いで、熊本市の県立熊本西高教諭の男(48)を逮捕した。
逮捕容疑は5月28日、熊本市中央区のカラオケ店で、20代女性の体を触るなどして性交しようとした疑い。(熊本日日新聞)