広島県教育委員会は、3日、不適切な行為が認められた男性教師2人の処分を発表しました。
このうち、県教委は、今年5月、女子生徒の靴に体液を付着させた疑いで逮捕された県立高校の臨時教師(28)を3日付で免職処分としました。
この臨時教師は、逮捕後、不起訴処分になっていましたが、県教委の聴取に対して行為を認め、「教育者として、また社会人として決して許されないことをしてしまいました」と話したということです。
また県内の特別支援学校に勤務していた36歳の男性教師は、今年1月、同僚の20代の女性教師をコンビニの駐車場に止めた自分の車の助手席に誘い入れ、手を触るなどのセクハラ行為をしたとして戒告処分となりました。
県教委によりますと、被害者の女性教師は恐怖で心身が不調となり、今年3月末で辞職せざるを得ない状態になっていたということです。(22/6/3 TSS)
勤務先の学校で女子生徒の靴の中に自分の体液を入れた疑いで今月11日に逮捕された男性(28)について、広島区検は不起訴処分としました。
男性は去年11月、自身が勤務する西区の県立高校で下駄箱に置かれた女子生徒の靴の中に自らの体液を入れて汚した疑いで逮捕・送検されていました。
広島区検は20日「訴訟条件を満たしていないため」として不起訴処分としました。(22/5/20 広島ホームテレビ)
生徒の靴に体液をかけたとして、広島県警広島西署は11日、器物損壊容疑で、同県廿日市市、広島県立高校の教諭尾茂田浩輝容疑者(28)を逮捕した。
容疑を認めているという。
逮捕容疑は昨年11月12日、勤務先の高校で、げた箱にあった女子生徒の靴に体液を付着させた疑い。
同署によると、被害に気付いた女子生徒が学校に相談し、学校が警察に連絡した。
同校では昨年秋ごろから同種事案が発生しており、関連を調べている。(22/5/11 時事通信)
器物損壊の疑いで逮捕されたのは、県立高校の臨時教諭の男(28)です。
警察によりますと、男は去年11月、勤務する広島市の県立高校で、下駄箱に置かれていた女子生徒の靴に体液をかけ汚した疑いが持たれています。
調べに対し、男は「間違いありません」と容疑を認めているということです。
広島県教育委員会によりますと、この学校ではおととし9月以降、複数の女子生徒の靴が汚される事案が確認されていたということです。
今年3月には、警察が校内の男性教職員を対象に任意で検体採取を求め、逮捕された男も提出していたということです。
男は3年前から現在の高校で勤務していて、勤務態度に問題はなく、きのう(10日)まで通常通り勤務し、授業を行っていたということです。
警察がほかの被害についても関連を調べています。(RCC)