児童ポルノ法違反の罪で熊本市の小学校に勤務する男性教師が熊本簡易裁判所から罰金30万円の略式命令を受けました。
この男性教師は去年5月、大分県に住む当時15歳の女子高校生に裸の写真を送信させ自分のスマートフォンに保存した疑いで逮捕されていました。
別の女子高生への強要未遂容疑については不起訴となっています。
略式命令は4日付けで男性教師はすでに罰金を納付しているということです。(22/3/9 KAB)
警察によりますと、北島容疑者は去年5月、チャットアプリで知り合った大分県内の当時15歳の女子高校生に裸の写真を撮って送るよう要求し、SNSで自分の携帯電話に送らせて保存したとして、児童ポルノ禁止法違反の疑いが持たれています。
警察の調べに対し北島容疑者は容疑を認めているということです。
今回の事件は北島容疑者の携帯電話を解析する中で判明したということです。
警察はさらに余罪がないか調べを進めています。(22/2/22 NHK)
熊本県警熊本南署は11日、SNSで知り合った女子高校生(17)を呼び出そうと手紙で脅したとして、強要未遂の疑いで熊本市立小学校教諭の北島和明容疑者(51)=同市南区田井島=を逮捕した。
逮捕容疑は1月25日夜、熊本県内の生徒宅に「あなたのSNSでのアルバイトについて面会をお願いする。来なければ関係機関で対応する」との手紙を送り、公園に呼び出そうと脅したとしている。
署によると、北島容疑者は過去に生徒と会った後、車で送ったことがあり、住所を知っていたとみられる。
「生徒が援助交際をしており、やめるよう伝えようと思った」と供述。保護者が手紙に気付き、署に相談した。(22/2/11 産経新聞)
北島容疑者と女子高校生は、SNSを通じて以前、会ったことがあり、北島容疑者は警察の調べに対して手紙を出したことは認めたうえで、理由について「女子高校生に『援助交際をしないように』と言うためだった」と話しているということです。(RKK)
警察によりますと、北島教諭は先月25日、熊本県内に住む17歳の女子高校生の自宅ポストに「あなたがSNS上で行っているアルバイトについて話がしたい。来なければ学校などに相談する」という趣旨の内容が書かれた文書を投かんし、指定した場所に1人で来るよう面会を迫った疑いが持たれています。
生徒と北島教諭は面識があり、恐怖を感じた生徒がその日のうちに家族とともに警察に相談したということです。(NHK)