斑鳩町の小学校の教諭が教材費などを積み立てていた学校の口座から、合わせて現金200万円余りを不正に引き出したとして、県教育委員会は、29日付けでこの教諭を懲戒免職にしました。
懲戒免職となったのは、斑鳩町立斑鳩東小学校の土井孝介 教諭(36)です。
県教育委員会によりますと、土井教諭は、保護者から徴収し積み立てていた教材費や修学旅行費用などの口座から、ことし8月から10月にかけて合わせて234万円余りを不正に引き出していたということです。
通常、口座から現金を引き出す際は、校長の印鑑が押された書類が必要ですが、土井教諭は、うその理由を話して印鑑をもらっていたほか、すでに印鑑が押してある書類を悪用していたということです。
土井教諭は、教務主任を務め、会計の仕事も手伝っていたため、不審には思われなかったということですが、10月13日、ほかの教諭が、通帳に理由がわからない出金記録があるのに気づき、学校が調査したということです。
土井教諭は、「ギャンブルのためのお金がほしかった。魔が差してしまった」などと話していて、引き出した金は全額返済しているということです。(21/10/29 NHK)
36歳の男性教師は引き出した現金のうち、約10万円をボートレースに使い、約30万円をアウトドア商品の購入や飲食代にあてていたということです。
また190万円を自宅で保管していました。(ABC)
21年8月から10月8日にかけて小学3年の教材費の口座と小学5年・6年の卒業積立口座から11回にわたり、現金あわせて約234万円を引き出し、私的に流用したということです。(奈良テレビ)
↑このページのトップヘ
コメント