窃盗などの罪に問われた県立高校の元教員の男の裁判で、鹿児島地裁は執行猶予付きの有罪判決を言い渡した。
判決を受けたのは県立高校の元教員瀬川雄太被告(31)。判決によると、瀬川被告は今年9月、男2人と共謀し薩摩川内市の知人の店に侵入。現金約57万円や金庫などを盗んだ。
30日の判決で鹿児島地裁の冨田環志裁判官は「あらかじめハンマーなどを用意し、実行役や見張り役に分担するなど計画性があり被害金額も比較的高額」とした上で、「借金返済のため本件犯行に積極的に関与した」と指摘。
一方、被告の父親が被害額を全額弁償し、今後、親が同居し監督することを約束しているなどとして、被告に懲役1年6か月、執行猶予3年の有罪判決を言い渡した。
弁護人によると、被告は控訴しないという。(21/11/30 KYT)
薩摩川内市の整骨院に、知人の男ら2人と侵入し、現金およそ60万円などを盗んだ罪に問われている元県立高校教員・瀬川雄太被告の初公判が、5日に鹿児島地裁で開かれ、瀬川被告は起訴内容を認めました。
検察は、「競艇で負け、借金を返す金が必要になり犯行を決意した。勤務先の高校にあったハンマーなどを使い整骨院に侵入した」と指摘しました。
裁判は今月17日に結審する予定です。(21/11/5 MBC)
知り合いが経営する薩摩川内市の店に忍び込み、現金などを盗んだとして逮捕された鹿児島工業高校の臨時教員について、鹿児島地方検察庁は窃盗などの罪で起訴しました。
起訴されたのは、鹿児島工業高校の元臨時教員の瀬川雄太被告です。
起訴状などによりますと、瀬川被告は9月8日夜から9日朝にかけて、知り合いの男性が経営する薩摩川内市内の接骨院に忍び込み、現金およそ57万円と金庫などを盗んだとして、窃盗と建造物侵入の罪に問われています。
検察は認否を明らかにしていませんが、瀬川被告はこれまでの警察の調べに対して「金に困ってやった」と供述しているということです。
今回の事件を受けて鹿児島県教育委員会は、30日付で瀬川被告を懲戒免職処分にしたと発表しました。(21/9/30 NHK)
鹿児島県・薩摩川内市の店舗に侵入し、現金およそ60万円などを盗んだとして、県立高校の期限付き教諭の男ら3人が逮捕されました。
建造物侵入と窃盗の疑いで逮捕されたのは県立高校の期限付き教諭、瀬川雄太容疑者31歳ら3人です。
薩摩川内警察署によりますと瀬川容疑者ら3人は共謀し、今月8日の午後6時40分ごろから9日の午前7時40分ごろまでの間に、薩摩川内市の店舗に侵入し、店舗内にあった現金およそ60万円などを盗んだ疑いがもたれています。(21/9/16 MBC)
薩摩川内、いちき串木野、姶良の3署と県警捜査1課は15日までに、建造物侵入の疑いで、鹿児島市、県立高校の期限付き講師の男(31)、建造物侵入と窃盗の疑いで、自称建設業の男(25)、自称作業員の男(23)を逮捕した。講師の男の逮捕は9日付、ほかの2人は15日付。
講師の男の逮捕容疑は、共謀し、8日午後6時40分ごろから9日午前7時40分ごろまでの間、薩摩川内市の30代の自営業男性の店舗に侵入した疑い。
ほかの2人の逮捕容疑は、講師の男と共謀し、同時間帯、同店舗に侵入し現金60万円などを盗んだ疑い。
薩摩川内署によると、3人は遊び仲間。講師の男は男性と知り合いで9日朝、店に戻り謝罪したが、男性が110番した。
建設業の男は「建物に入っておらず何も盗んでいない」と容疑を否認、ほかの2人は認めている。
県教育委員会によると、講師の男は鹿児島工業高校に勤務。勤務態度に問題なかったという。(南日本新聞)