SNSで知り合った日本人女性らに恋愛感情を抱かせて金をだまし取る、「国際ロマンス詐欺」を繰り返していた外国人らのグループの指示役とみられる容疑者が警察に逮捕されました。
容疑を否認しているということです。
逮捕されたのはカメルーン人で、県内の小学校の英語講師、ティバー・スコット・ター容疑者(31)です。
警察によりますとことしに入って、外国籍の医師を装って、SNSで知り合った関東の60代の女性からおよそ370万円をだまし取った詐欺の疑いが持たれています。
外国人らの犯罪グループが日本人女性らに恋愛感情を抱かせ金をだまし取る手口は「国際ロマンス詐欺」と呼ばれ、このところ被害が相次いでいます。
兵庫県警などは、これまでに神戸市に住むカメルーン人の会社員ら16人を検挙し、このグループが管理する20あまりの口座にだまし取ったとみられる金が1億円以上、振り込まれていたのを確認したということです。
その後の捜査で、今回、新たに逮捕したティバー容疑者がメッセージアプリで、「金をおろしてこい」などとグループのメンバーに、口座の金を引き出して渡すよう指示していたことがわかったということで、警察は、グループの指示役とみて詳しく調べています。
警察の調べに対して、「知らなかった」と容疑を否認しているということです。(21/6/14 NHK)
兵庫県警によると、ティバー容疑者は恋愛感情を抱かせて現金をだまし取る「国際ロマンス詐欺」グループの一員で犯行の指示役とみられる。
グループが管理する口座には詐取したとみられる現金が少なくとも約1億2500万円入金されており、詳しい経緯を調べる。
ティバー容疑者の逮捕容疑は今年3月、他のメンバーと共謀して、イエメン在住の韓国人医師と偽り、女性に「あなたは理想の相手だ」「新型コロナウイルス対応で大変な日本の医療機関に20億円を寄付したい」とSNSでうそのメッセージを送るなどし、現金の配送料や遅延金名目で約368万円を詐取した疑い。(サンスポ)
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