勤務先の公立保育園で複数の女の子の体を触ったなどとして強制わいせつなどの罪に問われている23歳の元保育士の男について、福井地方裁判所は「保育士の立場を利用した極めて卑劣で悪質な犯行だ」と指摘して懲役2年4か月の実刑判決を言い渡しました。
起訴状などによりますと、敦賀市にある公立保育園の元保育士で敦賀市山泉の中川浩太被告(23)は去年1月から10月にかけて勤務していた保育園で昼寝の時間帯に複数の女の子の体を触ったうえその様子を携帯電話で撮影したとして強制わいせつと児童ポルノ禁止法違反の罪に問われています。
2日の判決公判で福井地方裁判所の日巻功一朗裁判官は、「被告は保育士の立場を利用し行為の意味を理解できずに抵抗しない幼児2人に対して合計3回にわたりわいせつな行為をしたことは極めて卑劣で悪質な犯行」と指摘しました。(21/7/2 NHK)
福井県敦賀市は4月16日、10歳未満の女児2人にわいせつな行為をしたなどとして強制わいせつ罪などで起訴された敦賀市の市立保育園の保育士男(23)を懲戒免職処分にしたと発表した。
男は、2人の女児の体を触るなどのわいせつ行為などを自分のスマートフォンで動画撮影したとして児童買春・ポルノ禁止法違反(製造)罪でも起訴されている。(21/4/17 福井新聞)
敦賀市の公立保育園の保育士の男が、女の子の下半身を触るなど、わいせつな行為をしたとして、強制わいせつの罪で起訴された。
逮捕・起訴されたのは、敦賀市の公立保育園の保育士で、敦賀市山泉の中川浩太被告23歳。
警察などによると、中川被告は去年3月、勤務する保育園の女の子に下半身を押しあてたほか、去年10月には、別の女の子の下半身を直接手で触るなどした強制わいせつの罪に問われている。
今年1月、保護者から警察に相談があり発覚したもので、中川被告は他の保育士がいないすきを狙い、園児が就寝している際に犯行に及んでいて、調べに対して「性的欲求を満たすためにやった」と容疑を認めている。
このほか、去年12月にも別の女の子に同様の行為をした疑いがあるが、これについては「やっていない」と否認している。
また中川被告は、わいせつな行為をしている際にスマートフォンで動画を撮影していて、警察は児童ポルノ法違反でも追送検している。(21/4/9 FBC)
逮捕容疑は昨年3月ごろ、敦賀市内の保育園で就寝中だった女児の服を脱がせ、下半身を触るなどした疑い。(時事通信)