県教育庁は、女子トイレで盗撮を行ったとして白河市の小学校教諭を懲戒免職にしたほか、セクハラ行為を繰り返したとして用務員と高校教諭の合わせて2人を停職の処分にしたと発表しました。
セクハラに関する教職員への懲戒処分は3か月連続です。県教育庁は21日会見を開き、教職員など3人への懲戒処分を発表しました。
このうち懲戒免職になったのは白河市立白河第一小学校の中西龍也教諭で、ことし2月、棚倉町立図書館の女子トイレで盗撮したなどとして逮捕され、5月、罰金10万円の略式命令を受けました。
また、同僚の女性職員の尻を触るなどの行為を繰り返したなどとして、いわき市の県立高校の50代の男性用務員が停職6か月に、
女性職員が嫌がっているのにスマートフォンのアプリでメッセージを繰り返し送ったなどとして、会津地区の県立高校の40代の男性教諭が停職4か月になりました。 (21/6/21 NHK)
県教委によると、教諭は急性ストレス障害の診断を受けて4月から休職していた。(福島民友新聞)
建造物侵入の疑いで逮捕されたのは、福島県浅川町の小学校教諭・中西龍也容疑者(44)。
警察によると、中西容疑者は2月21日午前10時20分頃、福島県棚倉町の公共施設にある女子トイレに正当な理由なく侵入した疑い。
警察が女子トイレの利用者から、「機械のようなものが見え、盗撮されたかもしれない」と通報を受け事件が発覚した。
中西容疑者は調べに対し「トイレに入ったことは間違いない」などと容疑を認めている。
警察は、中西容疑者が盗撮目的で女子トイレに侵入したとみて、調べを進めている。(21/3/8 FTV)
女子トイレの利用者の知人から「個室の上から機械のようなものが見えた。盗撮されたかもしれない」と警察に通報があったことから、防犯カメラの映像を確認するなどして捜査を進めたところ、中西容疑者が侵入した疑いが強まったということです。
中西容疑者は、警察の調べに対して「女子トイレに入ったことは間違いない」と容疑を認めているものの「わいせつな目的はなかった」と話しているということです。 警察は、中西容疑者が、盗撮の目的で侵入したとみて、くわしいいきさつを調べています。(NHK)