9月中旬まで勤務していた前任校の宮城野区の市立小に通う3年の男子児童(8)が、男性講師から衣服をつかまれるなどの暴行を受けたとし、保護者が宮城県警に被害届を提出したことが9日、分かった。
児童の保護者によると、男性講師は今年6~9月に学級担任を務め、バケツの水をこぼしたとして、児童の胸元をつかむ暴行を加えたとされる。
児童の父親をやゆするような発言もしたといい、児童は9月中旬から登校できなくなり、現在も別室登校を続けている。
複数の関係者によると、男性講師は他の児童の頬をたたいたり脚を蹴ったりしたほか、忘れ物をした児童に「次に忘れ物をしたら殴る」と言ったことがあったという。
男子児童の両親は「教員によるいじめ。教員の言動が子ども同士のいじめのきっかけになる恐れもあり、許せない」と訴えている。
同校の校長は男性講師の暴力行為について「児童側と講師から聞き取った内容に食い違いがあり、事実確認はできなかった」と話した。双方の説明を市教委に報告したという。 (20/12/10 河北新報)
仙台市教育委員会は、いじめに関する調査で児童が書いた内容を書き換えたなどとして、泉区の小学校に勤務していた男性講師を7日付で懲戒免職としました。
仙台市教育委員会によりますと、泉区の七北田小学校の荒木武講師(48)は、11月、すべての市立学校で行われた「仙台市いじめ実態把握調査」で、担任を受け持つ児童がいじめの有無に関する質問に対し、「ある」と答えたにもかかわらず、調査書を回収した後、「ない」と書き換えていました。
市教委の調査では、33人の児童のうち22人の調査書で回答の内容を書き換えたり、削除したりしていたということです。
調査書の提出後、講師と面談を行った児童の保護者が調査書の提示を求めた際、自宅で記入していた内容と異なっていることに気付き発覚しました。
市教委の聞き取りに対し、荒木講師は「評価を上げないと将来の任用に関わると思った。評価を下げないように書き換えた」などと話しています。
荒木講師は、このほかにもこれまでに勤務した3つの小学校で、少なくとも合わせて67人分の内容を書き換えていたことを認めています。(20/12/7 KHB)
仙台市教育委員会によりますと、荒木講師は、先月中旬、市内すべての市立学校で行ったいじめの実態把握調査で、いじめを「受けている」とした児童2人の回答を「受けていない」と書き換えたほか、児童20人が回答した、いじめを防ぐための学校の取り組みの評価を、より上位の回答に書き換えたということです。
「いじめを受けている」と回答した児童の保護者と学校側が先月、面談をした際、調査用紙と児童の回答内容が異なることに気付き、発覚しました。
教育委員会に対し、「いじめの件数を少なくすれば、自分の評価が上がると思った」などと話しているということです。
また、昨年度と平成30年度、平成28年度にも、当時、勤務していた別の学校で、同じような改ざんを行ったことを認めていて、教育委員会は、私文書偽造にあたる可能性もあるとして、今後、警察と相談して刑事告発することも検討するとしています。(NHK)
市教委によると、講師は11月中旬、担任をしている小学校低学年の児童2人のいじめの有無に関する設問の回答を、「ある」から「ない」に書き換えた。
さらに、この2人の「いじめは今も続いているか」「誰からいじめられたか」など四つの質問についても、書かれていた選択肢の回答を消すなどした。
また、「あなたの学校では、いじめをおこさないためにしっかり取り組んでいると思うか」の質問で、他の児童の回答を「あまり思わない」から「思う」に書き換えるなど、児童計22人の回答を改ざんした。
同調査は2013年度から毎年実施され、児童が自宅で家族とともに回答して学校に提出。11月中旬に講師が保護者らと面談をした際、保護者が保管していた回答用紙と講師が提示した回答用紙の内容に違いがあり、発覚した。
講師は15年度から臨時的任用職員として仙台市の学校に勤務。(読売新聞)