うそを言って知り合いの女子高校生を自分の車に乗せ、さぬき市内にあるホテルの駐車場まで連れ去ったとしてわいせつ目的の誘拐の罪に問われている38歳の元高校教諭の裁判で、高松地方裁判所は執行猶予のついた有罪判決を言い渡しました。
さぬき市にある藤井学園寒川高校の元教諭、筒井晋一朗被告(38)は去年11月、夜間に東かがわ市で一緒に遊んでいた県内に住む女子高校生に車で送り届けるとうそを言い、この女子高校生を自分の車に乗せてさぬき市内にあるホテルの駐車場まで連れ去ったとしてわいせつ目的の誘拐の罪に問われています。
高松地方裁判所で行われてきた裁判で被告は起訴された内容を認めていました。
24日の判決で高松地裁の近道暁郎裁判長は「被害者と性的な行為ができるかもしれないと考えての行為で、動機やいきさつにくむべき点はない」と述べました。
そのうえでホテルの駐車場で被害者が逃げ出した際に追いかけなかったことや賠償金を支払うことを申し出ていること、それにすでに懲戒解雇になっていることなどを踏まえて4年間の執行猶予のついた懲役2年の判決を言い渡しました。(21/2/24 NHK)
少女をわいせつ目的で誘拐したとして、わいせつ誘拐罪に問われた、元高校教諭で会社員の被告の男の初公判が14日、地裁であった。
男は起訴事実を認め、検察側は懲役2年を求刑。弁護側は、執行猶予付きの判決を求めて即日結審した。判決は2月24日。
起訴状では、男は昨年11月11日午後11時頃、東かがわ市内の路上で、わいせつな行為をする目的で知人の少女(18)を車に乗せ、さぬき市内のホテルに着くまでの約30分間誘拐したとされる。(21/1/16 読売新聞)
香川県さぬき市の高校教諭の男が、17歳の少女をわいせつ目的で誘拐しホテルに連れて行ったとして逮捕されました。
わいせつ誘拐の疑いで逮捕されたのは、さぬき市の高校教諭・筒井晋一朗容疑者です。
警察によりますと、筒井容疑者は11日午後11時ごろ、一緒にいた知り合いの少女(17)にわいせつな行為をしようと、「もう11時やけん帰るぞ」などと言って自分の車に乗せ、さぬき市のホテルに連れて行った疑いが持たれています。
少女は筒井容疑者の隙を見て逃げ、その後、母親と一緒に警察に被害届を出しました。
警察の調べに対し、筒井容疑者は「間違いありません」と容疑を認めています。(20/11/13 KSB)
警察の調べによりますと筒井教諭は11日の午後11時すぎ、東かがわ市の路上で県内に住む知り合いの17歳の少女に「もう11時やけん帰るぞ」と声をかけ、自分の車に乗せてさぬき市内のホテルに連れて行ったとしてわいせつ目的誘拐の疑いがもたれています。
少女はおよそ30分後にホテルの駐車場で隙を見て逃げ出し、母親とともに警察署を訪れて被害届けを出していたということで、警察の調べに対し、筒井教諭はわいせつ目的で少女を車で連れ回したことを認めているということです。
高校によりますと筒井教諭は平成19年度から寒川高校の教諭となり、平成21年には野球部のコーチとして夏の全国高校野球にも参加していたということです。(NHK)