ソフトボール部員の女子生徒にわいせつな行為をしたとして、京都西山高(京都府向日市)が顧問の教諭(61)を懲戒解雇処分としていたことが5日までに分かった。
同高によると元教諭は10月19日、部員の女子生徒1人を同市内の自宅へ呼び出し、試合のビデオを見せるなどして指導した帰り際に、生徒の体に触れたり抱きついたりしたという。
生徒の保護者が同日、学校に知らせ発覚し、同高は元教諭を自宅待機処分とした。
ソフト部は24日から開かれた府高校選手権大会に出場し優勝。同高は大会後の11月2日に元教諭の処分を決め、翌日に部員の保護者へ説明を行った。元教諭は「重大なことをした」と反省を述べているという。
2019年夏には元教諭が部員複数人を自宅に呼んで指導したり、一緒に食事をしたりしていたことに対し、保護者が注意するよう要望しており、同高は口頭で指導していた。
元教諭は、日本女子ソフトボールリーグ1部のチームで監督経験があり、14年から顧問を務めていた。同高ソフト部は全国高校総体出場25回を数える強豪校。(20/11/6 京都新聞)
試合のビデオを見せて指導した後、体を触ったり抱きつくなどしたということです。
学校の調査に対し、元教諭は「下心はなかったが重大なことをしてしまった」などと話したということです。(MBS)
田中大鉄