三重県教委は20日、小学5年生の長女に暴行を加えてけがをさせたとして、傷害の罪で有罪判決を受けた県立朝明高の西村忠重教諭が、地方公務員法に基づいて同日付で失職したと発表した。
県教委によると、西村元教諭は8月20日、自宅で長女の顔面を平手でたたくなどして全治10日間のけがをさせたとして逮捕され、今月5日に津地裁四日市支部から懲役10月、執行猶予3年の判決を受けた。
西村元教諭は控訴せず、20日に刑が確定したことを受けて失職した。退職手当は支給されず、教職員免許が失効する。一方、県教委は西村元教諭に処分を出さず、勾留中も給与を支払っていた。
西村元教諭は県教委の聞き取りに対し、長男や妻にも暴行を加えたと説明。動機について「子どもがうそをついたり、約束を破ったりしたことに腹を立てて手を上げてしまった」と話していたという。
県教委は処分を出さなかった理由について「教諭が勾留中で事実関係を確認できていなかったため」と説明。「逮捕後は有給休暇などを取得していた」とし、逮捕後に支払った給与の返納も求めない。(20/11/21 伊勢新聞)
三重県朝日町で小学生の娘に暴行を加えたとして43歳の父親が逮捕されました。男は三重県内の高校に勤める教師でした。
逮捕されたのは、朝日町の高校教師、西村忠重容疑者(43)です。
西村容疑者は20日午前7時半ごろ、自宅で小学5年の長女(11)の腕を掴んで壁に押しつけたうえ、両頬を叩くなど暴行し、ケガをさせた疑いが持たれています。
娘は、頭や首などに全治10日間の軽傷を負いました。
西村容疑者が暴力をふるっていたのを見つけた母親が、娘を連れて四日市北署へ相談したことから事件が発覚しました。
西村容疑者は朝明高校の教師で、調べに対し容疑を認め、「仕事や家庭のストレスが溜まっていた」と供述しています。
娘は夏休み期間中で当時、習い事のピアノの練習をしていて、西村容疑者は「娘の練習の仕方が気に入らなかった」とも話しているということです。
これまでに家族からDVなどの相談はありませんでしたが、警察は日常的に虐待行為があった可能性があるとみて詳しく調べています。(20/8/21 東海テレビ)
警察によると西村容疑者は20日午前7時半ごろ、自宅で娘を壁に押し付け、両頬を殴った疑いが持たれています。
午前8時すぎに母親と娘が警察署を訪れ「父親から暴力を振るわれた」と相談したことから発覚しました。娘は顔にはれがあり、首をねんざするなどの軽傷です。
調べに対し西村容疑者は「子どもに暴力をふるったのは間違いない」と容疑を認め「仕事や家庭でストレスがたまっていた」などと話しているということです。(中京テレビ)