大阪の府立高校の男性教諭が、みずからが顧問を務めるクラブのOBの男性に、架空の請求書を提出させるなどの手口で、学校から140万円余りを不正に得ていたとして、大阪府教育委員会は21日付けで、この教諭を懲戒免職の処分にしました。
懲戒免職になったのは、大阪府立城東工科高校の今井喜代治教諭(64)です。
大阪府教育庁によりますと、今井教諭は、みずからが顧問を務める自転車競技部のOBの男性に、架空の納品書や請求書を学校に繰り返し提出させたり、出張の際に、実際には車で移動したにもかかわらず、新幹線などを利用したように装って、学校に交通費を請求したりするなどして、あわせて140万円余りを不正に得ていたということです。
調査に対し、今井教諭は「平成の初めごろから、不正な請求を繰り返していた」と話し、記録が残っている平成25年度以降の不正が確認されたということです。
このほか、部の顧問を務める29歳の男性教諭と、元顧問の52歳の男性教諭も、今井教諭の指示で、旅費の不正請求を行っていたとして、教育委員会は、それぞれ減給1か月と、戒告の処分にしました。(20/2/21 NHK)
大阪府自転車競技連盟理事長
不正に得た金は趣味のバイクや生徒や保護者らとのバーベキュー代に使っていた(ABC)
府教委によると、教諭は2013年度以降、教え子が営む自転車用品業者に架空の納品書や請求書を作らせて高校に提出。業者から計約33万円のキックバックを受けていた。
また、部員を引率する際の出張旅費などの虚偽申請を繰り返し、計約94万円を不正受給していた。
教諭は不正に得た金で部のトレーニング用品を購入したり、OBらとのバーベキューを開催したりしていた。
府教委の調査に「平成の初期から繰り返してきた。信頼を裏切り申し訳ない」と説明している。
府教委によると、教諭は同校に約40年間勤務。府教委は「同一校の長期勤務の弊害が出てしまった」と陳謝した。
教諭の指示に従い、出張旅費など計61万円を不正受給した男性教諭2人も減給1カ月と戒告の懲戒処分にした。(産経新聞)
府は約145万円の返還を求める方針で、今井教諭は「部で使う機器の費用をねん出したかった」などと話しているということです。(MBS)