元教え子の男子生徒にわいせつな行為をしたり、中学校の女子更衣室を盗撮したとして、神奈川県内の小学校と中学校の教諭2人が、懲戒免職の処分を受けました。
神奈川県教育委員会によりますと、綾瀬市の小学校に勤務する40歳の男の教諭は、おととしと去年、元教え子だった17歳の男子高校生にわいせつな行為をしたとして、今月、児童福祉法違反の疑いで逮捕されました。
また、開成町の中学校に勤める28歳の男の教諭は、去年6月、女子生徒用の更衣室をスマートフォンで盗撮したとして、県の迷惑行為防止条例違反の疑いで書類送検され、罰金40万円の略式命令を受けました。
発覚したあと、同僚のスマートフォンを学校側に提出するなど事実と異なる報告をしたほか、警察の調べで、おととし7月にも同じように更衣室を盗撮していたことがわかったということです。
県教育委員会ではいずれも教育公務員としての信用を著しく失墜させたとして、2人を30日付で懲戒免職の処分にしました。。(20/1/30 NHK)
開成町立中の男性教諭は18年7月と19年6月、プールの女子更衣室のげた箱にスマートフォンを設置し、女子生徒が着替える様子を動画撮影した。
6月の授業後に生徒がスマホを見つけ同教諭に報告したが、教諭は管理職に別の教諭のスマホを提出。
翌月にすり替えが判明し、校長が本人のスマホの提出を求めた。
県警は9月に県迷惑防止条例違反の疑いで書類送検。同教諭は12月に罰金40万円の略式命令を受けて納付したが、県教委には撮影行為を否認しているという。(カナロコ)
神奈川県警多摩署は15日、小学生のときに教え子だった高校2年の男子生徒(17)にわいせつな行為をしたとして、児童福祉法違反の疑いで、同県厚木市の綾瀬市立小教員板元拓也容疑者(40)を逮捕した。
逮捕容疑は2018年6月と19年8月、自宅や厚木市内のホテルで生徒にわいせつな行為をした疑い。
県警のサイバーパトロールで発覚した。(20/1/15 共同)
県警によりますと板元容疑者はおととし6月と去年8月に、自宅や厚木市内のホテルで高校2年の17歳の男子生徒にわいせつな行為をした疑いが持たれています。
男子生徒は小学生のとき、板元容疑者の教え子だったということです。
板元容疑者は調べに対し容疑を認めていて、ほかにも同様の犯行が無かったかを含め県警が捜査を進めています。(tvk)