勤務先の学校の教室などで計12人の女子児童にわいせつな行為をしたとして、強制わいせつ罪に問われた大阪府門真市立小の元講師、山脇魁斗(かいと)被告(27)=懲戒免職=の判決公判が25日、大阪地裁であり、坂口裕俊裁判官は「わいせつ行為と気付かない幼少の被害者に付け込んだ、文字通り卑劣というしかない犯行」として、懲役5年6月(求刑懲役8年)を言い渡した。
判決によると、被告は平成29年5月~令和元年12月、勤務先の学校で担任を受け持つなどしていた当時8、9歳の女児12人に対し教室や体育倉庫に呼び出した上で、計31回にわたり服越しに下半身を押し付け腰を動かすなどのわいせつな行為をした。
(21/1/25 産経新聞)
大阪府警門真署は25日、強制わいせつの疑いで逮捕され、同罪で起訴された大阪府門真市立小学校の元講師、山脇魁斗被告=同府交野市、同罪で公判中=について、勤務先だった小学校に通う女子児童ら13人に対する49件のわいせつ行為を裏付けて送検し、捜査を終えたと発表した。
送検容疑は平成29年5月から昨年12月まで、勤務先だった門真市立小学校の校舎内などで、女子児童の下半身に自身の下半身を押し当てるなど、8~9歳の女子児童13人にわいせつな行為を繰り返すなどしたとしている。
山脇被告は「性的欲求を満たすためにやった」と供述している。
(20/9/25 産経新聞)
大阪・門真市の小学校に勤務していた26歳の男性講師が、校舎内で女子児童に複数回にわたって、わいせつな行為を繰り返していたとして、大阪府教育委員会は27日付けで、懲戒免職の処分にしました。
懲戒免職になったのは、門真市立の小学校に勤務していた山脇魁斗講師です。
大阪府教育庁によりますと、山脇講師は、去年7月から校舎内で複数の女子児童に下半身を押しつけるわいせつな行為を繰り返していたほか、一部を動画に撮影していたということです。
被害を受けた児童の保護者が警察に通報し、山脇講師は、去年12月に強制わいせつなどの疑いで警察に逮捕され、起訴されているということです。(20/3/27 NHK)
府警担当記者の解説。「学校内の部屋に当時8歳の児童を呼び、寝かせた上で覆いかぶさって下半身を押し当てた強制わいせつの容疑でした。被害を訴えた親の通報により発覚。
以降、勤務先の学校の別の女児に手を出したケースも含め、4回立て続けに逮捕されています。3月2日に5回目の逮捕がなされ、4日に保釈。路上の犯行ではないから大丈夫だろう、というのが保釈理由だと言われているそうですが……」
被害者の傷が癒える間もなく保釈するとは信じがたいが、加えて、再び教職に復帰する可能性も残されているのだという。
問題は文科省が運用する教員の“処分歴共有システム”にある。児童に対しわいせつ行為などの罪を犯した場合、原則として懲戒免職となり、3年間は教員免許が自動的に失効する。その処分歴の情報を文科省は各自治体と共有しているのだが、3年を超えると、処分歴が開示されなくなるのだ。
文科省の教育人材政策課の担当者は、
「個人情報保護の観点から、3年を超えると情報は開示しません。3年間の失効期間の後、必要な大学の卒業証明書等を教育委員会に持っていけば、免許を再取得することができます」
例えば4年前にわいせつ行為で処分されたとしても、その事実を隠して、教壇に立つことは可能なのだ。
もっとも、逮捕後、禁錮刑以上に処されれば刑期プラス10年は免許が失効となるのだが、性犯罪被害に詳しい上谷さくら弁護士はこう指摘する。
「長期間にわたって免許を失効するような事案であっても、聴取が辛いなどの理由で被害者が被害届を取り下げることも多い。すると、起訴されず、3年間の失効だけで済む容疑者が出てきます。また、性犯罪者は養子縁組等で名前を変えることもあり、名前で検索しても過去の処分歴をチェックできないケースもあるのです」
被害者感情を尊重しているとは思えないこの制度。被害女児は一生のトラウマを抱える可能性がある。それよりも保護しなければいけない性犯罪者の個人情報とは何なのか。(20/3/19 デイリー新潮)
女児2人にわいせつな行為をしたとして、大阪府警門真署は3日、強制わいせつの疑いで、大阪府門真市立小学校の講師、山脇魁斗容疑者=守口市=を再逮捕したと発表した。
山脇容疑者は昨年12月、勤務する小学校の女子児童への同容疑で逮捕され、すでに起訴されている。
再逮捕容疑は、昨年7月~10月、門真市内の建物内で4回にわたって10歳未満の女児にわいせつな行為をしたほか、同年12月には、この女児と別の女児にもわいせつな行為をしたとしている。
容疑を認めているという。
同署はほかにも被害者がいないか捜査を進めている。(20/2/3 産経新聞)
警察によると、逮捕後の調べで、山脇容疑者が他の女子児童に対するわいせつ行為を自供したということです。(FNN)
12月6日、大阪府門真市の公立小学校の講師が、勤務先の校舎内で小学3年の女子児童に対して下半身を押し当てるわいせつ行為をしたとして逮捕されました。
強制わいせつの疑いで逮捕されたのは大阪府守口市に住む小学校講師・山脇魁斗容疑者です。
警察によりますと、山脇容疑者は12月6日午前8時半頃、勤務する門真市の公立小学校内で小学3年の女子児童(当時8歳)の下半身に自分の下半身を背後から押し当てた疑いが持たれています。
翌日に女子児童が母親に被害について話し、母親が警察に相談したことから事件が発覚しました。
山脇容疑者は今年の春からこの小学校に勤務していて、警察の取り調べに対して「間違いありません」と容疑を認めているということです。(19/12/12 MBS)
逮捕容疑は今月6日午前8時半ごろ、勤務している同府門真市の市立小学校内の部屋に、女子児童を「勉強を教える」などと言って呼び出して、床に寝かせて覆いかぶさり、下半身を押しつけるなどのわいせつ行為をしたとされる。
同署によると、女児は「先生に嫌なことをされた」と母親に打ち明け、8日に母親が同署に被害を申告した。(毎日新聞)
↑このページのトップヘ
コメント