労働組合への加入による解雇は不当労働行為にあたるとして、福岡県労働委員会が北九州市で仰星学園高校を運営する学校法人「仰星学園」に対し、元職員の女性を復職させるよう命じたことがわかった。女性側が20日、同市で開いた記者会見で明らかにした。
女性と北九州合同労働組合によると、女性は学校法人で事務長を務めていた2023年9月、具体的な理由を説明されずに降格となった。
女性は24年4月に同組合に加入し、団体交渉を要求。法人は同7月、ほかの職員への問題行動があったとして女性を解雇した。
県労働委は今月6日付の命令書で、解雇は不当労働行為にあたると認定。法人に対し、女性の復職と不当行為を認める文書の事務室への掲示などを命じた。
また、女性は法人を相手取り、地位確認などを求めて福岡地裁小倉支部に提訴。同支部は今年9月25日、解雇は無効とする判決を言い渡した。
法人側は控訴したという。(25/11/21 読売新聞)
学校法人仰星学園
仰星学園高等学校
父親が運営する北九州市の仰星学園高校から掛け軸を盗むなどしたとして、窃盗などの罪に問われた理事長の息子に対し、福岡地裁小倉支部は13日、執行猶予付きの有罪判決を言い渡しました。
判決などによりますと、徳重嘉一被告(39)は、去年6月、北九州市八幡西区の仰星学園高校にマスターキーなどを使って侵入し、理事長室に置かれていた掛け軸を盗みました。
そしてその2ヵ月後、同じ手口で、現金およそ100万円を盗んだ建造物侵入と窃盗の罪に問われていました。
13日の判決で、福岡地裁小倉支部の森喜史裁判長は、2度に渡る犯行について、「元勤務先のマスターキーを退職後も保持していて、大胆な犯行で悪質」などと指摘。 その上で、徳重被告に被害の弁償をする意思があることなどを考慮し、懲役2年6ヵ月・執行猶予3年の判決を言い渡しました。(20/8/13 九州朝日放送)
盗まれたのは1150万円相当の高級掛け軸、それも高校に保管してあったものでした。
北九州市八幡西区の高校から掛け軸を盗んだとして、学校の職員だった男が逮捕されました。
逮捕されたのは、福岡県遠賀町に住む無職・徳重嘉一容疑者です。
徳重容疑者は今年6月、北九州市八幡西区にある私立・仰星学園高校に入り、理事長室から骨董品の掛け軸2本を盗んだ疑いがもたれています。
およそ2か月後にこの高校の別の部屋から数十万円の現金が盗まれる事件が起き、その際に掛け軸が無くなっていることも分かりました。
警察によりますと、盗まれた掛け軸は1150万円相当の価値があり、その後、福岡市の古美術商に売却された記録から徳重容疑者が浮上しました。
取り調べに対して、「盗んでいません」と容疑を否認しています。
徳重容疑者は仰星学園の理事長の息子で、かつて職員としてこの学校で働いていました。(19/11/19 RKB)
以前、学校に職員として勤務していましたが、数年前に自己都合で退職していました。(ANN)
報道などを受け、県は私立学校法などに基づいて説明を求めた
。同法人は9月6日付で、補習代は滞納された授業料の穴埋めや、経済的な事情で定期代が支払えない生徒に渡すなど「生徒、家庭の支援に遣った」と説明。簿外処理は「14年に徳重氏が理事長に就任する前から行われていた」として、徳重氏に直接の責任はないと釈明したという。
同法人が設立された06年から理事を務める八幡西区選出の縣善彦県議(自民)は取材に、「(徳重氏が)オーナー的に(経営を)やってきて、法令に触れるような、どんぶり勘定的なところが確かにあった。県が(収支計算書の修正を)指導をしていると思う」と話した。
その上で「私的流用したなどと断じると(理事長としての)社会的な使命が果たせなくなる」として、徳重氏の責任追及は必要ないと擁護する。
徳重氏はこれまでの取材に「補習代は私の机に鍵を掛けて保管していた。支出の記録は残していない。領収書は作っていない」と答えている。
これに対し同法人の元幹部は「徳重氏は理事長就任の前から会長という立場で法人の資金管理を一手に担っていた。プールされた補習代の扱いは不透明で、いつか問題になるのではないかと懸念していた」と証言する。~(19/10/17 西日本新聞より)
不登校や高校中退を経験した生徒が通う単位制の私立高「仰星学園」(北九州市八幡西区)を運営する学校法人で、生徒から徴収した補習代(年間300万~400万円超)の一部が徳重光理事長に渡り、少なくとも2015年度以降分で500万円以上が使途不明になっていることが、分かった。
設置認可者である福岡県には、補習代の収入についてそもそも報告しておらず、事態を問題視した県は徳重氏から事情を聴くなど調査に乗り出している。
西日本新聞が入手した補習代の徴収記録などの内部資料によると、15~18年度の4年間で徴収した補習代(1人1回千円)は計1600万円超。「理事長指示」や「理事長へ」などと記され、15年度に約370万円、16年度夏季に約167万円を支出していた。
16年度冬季以降、支出の記録はないが、関係者は「指示を受けた職員が(16年度冬季以降も)補習代を理事長に渡していた」と証言する。
徳重氏は取材に対して、県には通常の授業料分だけを収入として報告し、補習代は報告してこなかった事実を認め、「補習代は施錠した私の机で管理している」と明らかにした。
「家庭の経済状況が厳しい生徒のために、授業料や定期券代として使った」などと釈明し、私的流用は否定したが、「支出の記録は残していない。領収証も作っていない」と述べた。
県は18年度、私学支援の補助金1億837万円を仰星学園に交付。県によると、補助金を受ける学校法人は収支を報告する「資金収支計算書」の提出が義務付けられている。
補習代も収入として計上しなければならないが、法人の計算書には、授業料(月額2万3千円)の総額しか記載されていなかった。
仰星学園は06年に設立され、現在、約300人が在籍。関係者によると、単位取得で卒業資格が得られるカリキュラムで、一般の高校と比べて補習の数も多いという。(19/8/24 西日本新聞)