神戸市教育委員会は同僚にパワハラに該当する不適切な行為をしたなどとして、30代と40代の男性教師2人を懲戒処分にしたと発表しました。
神戸市の東須磨小学校で起きた教員間のいじめ問題を受け、神戸市教委が去年、全教員を対象にハラスメント調査を行ったところ、別の学校で40代の男性教師と30代の男性臨時講師が同僚の教師にパワハラに該当する行為をしていたことがわかりました。
弁護士3名が加わって調査を行ったところ、2016年度からの3年間で「食用蚕のサナギを食べさせる」、「散髪屋で丸刈りにさせる」、「七味唐辛子を頭からかける」など、10項目以上のハラスメント行為が認定されたということです。
市教委は28日付で、男性教師を減給3か月、男性臨時講師を戒告の処分にしました。(20/2/28 FNN)
市教委は「(後輩に)被害感情がなく、公表を望んでいない」として、校名や校種を明かさなかった。
市教委によると2016~18年度、加害側の2教員が後輩の男性教員に、蚕のさなぎを食べさせる▽職員室や教室で丸刈りにさせる▽飲酒を強要する▽10万円分のかばんや時計を購入させる▽七味を頭からかける――など十数件のハラスメント行為をした。
既に退職した別の教員も、この後輩教員宅の壁やドアに落書きをしたという。(毎日新聞)
~さて、市教委の発表で最も違和感を持ったのは、事件発覚後、「いじめの主導的立場」として「女帝」などと散々、報じられた45歳の女性教諭Hの処分だ。
激辛カレー事件では自らはしゃぎながら食べさせ、生徒にも自慢げに話していた彼女は停職3か月にとどまった。
調査委員会の報告では「激辛ラーメン」大会でも無理やり汁を飲ませたりしたとされている。それだけではない。
「日常的に、被害教員を叩く蹴る、ビンタをする。椅子を蹴る」「児童の前で被害教員に『きもい』と言って被害教員の尻を蹴り腹を殴った」など、二人の男と比べると件数は少ないが、信じられない行為が認定されている。~
二人の男性教諭は実名を出しながら、H教諭を匿名にし、驚くほど軽い処分にする市教委の対応は「H教員を守りたい何かがある」と感じさせるに十分だった。
H教諭は教育関係者一族の生まれだ。父は教育委員会関係者、祖父は市教委の大物、兄二人も教員と教育委員会関係という。
市教委にとって蔀教諭や柴田教諭はもはやどうでもいい存在だったが彼女だけは守らなくてはならなかったようだ。~(20/3/6 デイリー新潮)
神戸市立の小学校で教諭が同僚をいじめていた問題で、市の教育委員会は加害者の教諭4人らの懲戒処分を決定しました。
懲戒免職となったのは、蔀俊教諭(34)と柴田祐介教諭(34)の2人です。
蔀教諭は、最も多い93件のハラスメント行為が認定され、激辛カレーを無理やり食べさせるなどの暴行のほか、交際相手とのわいせつな写真を送らせるなどのセクハラ行為も行っていたということです。
柴田教諭は、目の下に激辛カレーを塗りつけたほか、別の女性教員へのセクハラ行為など39件が認定されました。
また、「カレーいじめ」以外にも児童のいすを引いて転倒させるなど不適切な指導をしたとして、45歳の女性教諭を停職3か月としました。
さらに、暴行や暴言を繰り返した37歳の男性教諭を減給10分の1、3か月としました。
一方、歴代の小学校の校長について、今の校長を減給10分の1、3か月に、前の校長はパワハラなども認定し、停職3か月としました。(20/2/28 NHK)
神戸市立東須磨小で教諭4人が同僚をいじめていた問題で、分限休職処分で給与差し止めとなった4人のうち新たに30代の男性教諭が、処分取り消しを求めて市人事委員会に審査請求したことが30日、代理人弁護士への取材で分かった。29日付。
昨年11月にも別の男性教諭が請求しており、2人目となった。
市教育委員会によると、教諭4人は30代男性3人と40代女性。懲戒処分前に休職させる規定がなかったため市教委が昨年10月1日から有給休暇扱いにしたが、市民の苦情が殺到した。
起訴される可能性がある職員を休職できるように市が条例を改正し、市教委が同31日に分限休職処分としていた。(20/1/30 共同)
神戸市立東須磨小で教諭4人が同僚をいじめていた問題で、被害者の男性教諭(25)が2017年、当時教頭だった前校長(今春異動)から飲み会の参加を強要されていたことが17日、市教育委員会への取材で分かった。(19/10/17 共同)
時期は昨年末ごろ。加害教師4人組の1人で、30代男性のA教師が、後輩教師の男女に対し、「お前ら、今日やらんかったら知らんぞ」などと脅迫の上、性行為を強要し、その証拠画像を撮影して送るよう指示していた。
さらに「(証拠画像は)汚いからオレの携帯には送ってくんなよ」と命じた上、動画が報道されている「激辛カレー強要事件」の被害者であるX先生の携帯に、その画像を送らせたことも分かった。(10/16 週刊文春より)
男性教師から報告を受けた学校が市の教育委員会に報告していなかったことが問題になっていますが……。
この学校に以前勤務していた教師が、去年1月ごろに前の校長からパワハラを受けたとして神戸市の窓口に直接相談したにも関わらず、教育委員会が把握していなかったことが新たに分かりました。
【パワハラを市に相談した元教師】
「役所の中のパワハラ相談というのがあるんですよ。前の校長もなかなかのパワハラだったので。市教委は校長会とか学校と結託してるし、一教員が訴えたところで何もならないと思ったので」
前の校長をめぐっては、この女性の後任の教師も同様にパワハラ被害を訴えていたほか、男性教師からのいじめの相談を今の校長に引継いでいなかったことが明らかになっています。(10/11 関テレ)
神戸市立東須磨小学校の教諭4人が後輩の男性教諭にいじめを繰り返していた問題で、被害教諭が市教育委員会に訴えている暴力や嫌がらせなどのいじめ行為が約50項目に上ることが、関係者への取材でわかった。
激辛カレーを無理やり食べさせられたことなどのほか、
新たに「熱湯の入ったやかんを顔につけられる」
「首を絞められる」などの行為を訴えていることが判明した。
市は来週にも弁護士などの調査チームを発足させ、事実関係の確認を進める。
市教委によると、加害教諭は30歳代の男性3人と40歳代の女性1人。
関係者によると、関節技をかけられたり、
熱湯の入ったやかんを顔につけられたりしたほか、
首を絞められて呼吸困難になったことも複数回あったと訴えている。
ビール瓶を口に突っ込まれてビールを飲まされ、空瓶で頭をたたかれることもあったという。
はいていたジーンズを破られたり、
カバンに氷を入れられたりしたほか、
「お前みたいなやつ、いじってやってんねんから感謝しろ」などの暴言も数多く浴びせられたという。
関係者によると、被害教諭は、傷害や暴行容疑などでの告訴も検討している。(10/11 読売新聞)
【男性教諭が訴えている被害、約50項目の一部】
  • 激辛カレーを無理やり食べさせ、目にこすりつける
  • 車の上に土足で乗る
  • 髪の毛や服に大量の接着剤をかける
  • 掃除機で体を吸う
  • ドレッシングや焼き肉のタレを大量に飲ませる
  • 殴る
  • 膝蹴りする
  • 足を踏む 
被害教諭をよく知る男性がMBSの取材に応じました。
「凄く辛い唐辛子を無理やり食べさせられて、その後トイレに直行して吐いたんですけど、誰も助けに来ず、家庭科室にいた加害教諭4人はそのまま教室に帰って、被害者1人が残されたということもありました。」(被害教諭をよく知る男性)
男性教諭は“去年には前校長に相談していた”とされていますが、いじめに繋がる行為は2017年から始まっていたと言います。(10/11 MBSより)
神戸市立東須磨小学校(同市須磨区)の教員間暴行・暴言問題で、被害に遭った男性教員(25)=療養中=が訴えているハラスメントの内容が2018年度以降だけでも約50項目に及んでいることが関係者への取材で分かった。主な内容は以下の通り。
■直接的な暴力など
・平手打ちや蹴られる(加害教員の一人は毎日のように)・防犯研修後、関節技をかけられる。「痛い、痛い」と言ってもやめない・背中を肘でぐりぐりされる・足を思いっきり踏まれる・印刷用紙が入った段ボール箱をいきなり頭に置かれる・乳首を思い切りつねられ、数日間あざに・乳首を掃除機で吸われる
■器物損壊など
・かばんに氷を入れられ、びしょびしょにされる(少なくとも数十回)・車に大量の灰皿の水をまき散らされる・「最近、子どもがトマトジュースにはまってるねん」と言いながら、車にトマトジュースをかけられた・児童に配布するプリントに水を垂らされる(何度も)・携帯電話を隠される・出張前に「出張行ったら甘いもん買ってくるのが礼儀やろ」と言われたので買って帰ると、「こんなんで好かれようとするな」と目の前で捨てられた
■強要行為
・仕事が終わっていないのに「はよ帰りたいから送れや、くず」と言われ、車で送らされた・送らされた後、下車するときにドアから出ずに窓から出たり、足でドアを閉められたりした・「太れ」と言って、大量の菓子を口に詰め込まれる・ラーメン屋で、卓上にあったショウガの汁、酢を水に入れて飲まされる
■嫌がらせ、悪口など
・輪ゴムを顔に当てる・指導案に落書きされる・仕事上の質問をした際、「誰に許可得てしゃべっとん。くずがしゃべんな」・「性病」「くず」「くそ」「うんこ」「ごみ」などと呼ばれる(毎日)・「犬」と呼ばれる・児童に対し「○○先生(被害教員)の言うこと聞かんでいいで」と言われる・児童に対し「○○先生(被害教員)はセミを食べるねんで」と言われる・家族や親しい知人の人格を否定するような悪口を言われる・運動クラブの際、「俺、なんもやらんからお前全部やれ」と言われた・「お前みたいなやついじってんねんから、感謝しろ」「お前見てたらイライラする」と言われた・加害行為について現校長の指導を受けた後、「くそやな」「謝るんやったら土下座でもなんでもやったるわ」「お前が全部言ったんやろ」などと言われた(10/11 神戸新聞)
加害教諭が今年7月上旬に校長から口頭注意を受けた後も暴言を浴びせたことについて、被害教諭は「反省していないと知り、精神的に追いつめられた」などと周囲に漏らしていたことが関係者への取材でわかった。
被害教諭はその後、精神的に不安定になり、9月から出勤できなくなったという。
市教育委員会などによると、マイカーの上に立たれたり、激辛カレーを無理やり食べさせられたりした被害教諭は7月、教頭にいじめについて相談。
直後に校長は双方から事情を聞き、加害教諭に注意した。4人のうち3人は「反省している。今後、絶対にしない」と述べ、謝罪を申し出た。ところが、この3人のうち2人はその後も「謝るくらいなら、いくらでも謝ったるわ」「なんで自分が指導されなあかんねん」などと発言し、被害教諭を威圧したという。
被害教諭は当初、周囲に「来年には異動できるから我慢してみる」と話していたが、これらの暴言を聞いて以降、出勤途中で嘔吐おうとしたり、過呼吸による不眠症に悩むようになり、2学期が始まった9月2日から出勤できなくなった。(10/10 読売新聞)
東須磨小学校の20代男性教員が、同僚の先輩教員4人に暴行や暴言などのいじめ行為を昨年から継続的に受けていたことが3日、関係者への取材で分かった。
加害側の教員たちは男性教員を羽交い締めにして激辛カレーを目にこすりつけるなどしたほか、
男性教員の車を傷つけ、
LINEで第三者にわいせつな文言を無理やり送らせるなどしていたという。
男性教員は精神的に不安定になり、今年9月から休暇による療養を余儀なくされている。担任していたクラスには急きょ臨時講師が配置されている。
関係者によると、加害側の教員は30~40代の男性3人、女性1人。LINEで別の女性教員らに性的なメッセージを送るよう強要。
男性教員の車の上に乗ったり、その車内に飲み物をわざとこぼしたりした。
また、コピー用紙の芯で尻をたたいて腫れさせ、「ボケ」「カス」といった暴言を頻繁に浴びせていた。
男性教員は「羽交い締めにされ、激辛カレーを無理やり食べさせられたり、目にこすりつけられたりした」とも訴えているという。
一連の行為について、同校の管理職は今年6月ごろ、別の複数の教員からの相談をきっかけに把握し、加害側の教員を指導。市教育委員会には、7月に「人間関係のトラブル」などと報告したとされる。
9月になって市教委は、男性教員の家族から男性教員の状態について連絡を受け、事実関係の調査を始めた。被害の内容や時期、回数など詳細を確認した上で処分を検討するもよう。
加害側の4人は10月に入って休んでおり、市教委は速やかに人事異動などで人員を補充する方針という。(10/4 神戸新聞)