>12日付けで免職の懲戒処分を受けたのは、県立高校の59歳の男性教師です。
男性教師は、2015年3月から去年12月までに、当時の女子生徒や卒業生3人に対し、校内や自宅に送る車の中で、抱きついたり、キスをするなどのわいせつ行為を行ったということです。
ことし8月、被害女性から学校に「男性教師を処分してほしい」と相談があり、学校から報告を受けた教育委員会が事実確認しました。
被害にあった女性3人は、会見を前に「家族にも話していない」などとして、学校名やわいせつ行為をした男性教師の名前など、自らの個人情報が特定されるような情報は出さないよう、県に、要望書を提出しています。
男性教師は「落ち込んでいるように見えたので、励ましたいと思った。わいせつ行為としての自覚が薄かった」と、話しているということです。(18/10/12 KTN)

>県教育委員会によりますと、男性教諭は平成27年3月から去年12月までの間に校内で2人きりになった際に女子生徒を抱きしめキスをしたほか、卒業したばかりの大学1年生の女子学生2人に対し、車で自宅に送る際人気のない場所に連れて行き、同じようなわいせつな行為をしたということです。
被害を受けた3人のうちの1人が学校に届け出て発覚したということで、男性教諭は県教育委員会の調査に対し、行為を認めたうえで「女子生徒たちが落ち込んでいるように見えたので元気づけるつもりだった」などと釈明しているということです。
一方3人はいずれも「落ち込んでいたことはなく、あまりにも突然のことで拒むことができなかった。年上の男性を恐れるようになり今でも許せない」などと話しているということです。(NHK)