>和歌山県教育委員会は1日、ラグビー部の合宿中に飲酒して部員の男子生徒に暴行を加えたとして、県立星林高(和歌山市)の庄田光一教諭(35)を懲戒免職、酒を持ち込んだ男性教諭(56)を停職1カ月の処分にした。
生徒は頭などに3週間のけがをしたという。
県教委などによると、ラグビー部顧問だった庄田教諭は7月15日夜、校内で合宿の打ち上げ中、グラウンドの整備が遅いことを生徒らに注意。
反論した3年の生徒に激高し、引き倒して頭を踏みつけるなどした。
男性教諭は副顧問で、一緒に飲酒していた。(18/8/1 サンスポ)

>グラウンドの片付けが遅いことを注意した3年生の男子部員に「人数が少ないからしゃあない」などと言われたことに腹を立て、足でこの部員の頭を踏みつけたりするなど、頭部打撲など全治およそ3週間のケガを負わせたもので、医師の診断では頭がい骨骨折の疑いもあるということです。
顧問は、事件から2日後の17日の朝になって、ようやく校長に事件を報告しました。
一方、56歳の副顧問の男性教諭も、合宿に缶ビールを持ち込んだことや、すぐに生徒を病院に受診させるなど適切な対応を取らなかったなどとして、停職1か月の懲戒処分となりました。
県教育委員会によりますと、顧問は事情聴取に対し「しゃあないという言葉に感情的になった。生徒や保護者に済まないことをした」などと話しているということです。
また生徒は、頭に暴行を受けた翌日の16日、練習試合に出場していますが、病院を受診したのは17日の夕方になってからだったこともわかり、生徒側は、警察に被害届を出しているということです。(8/1 WBS)

>星林高校ラグビー部の顧問を務める30代の男性教諭が、校内合宿の打ち上げ中、酒に酔い、3年生部員の髪の毛をつかんだり、頭や腹を蹴るなどの暴行を加えていたことがわかりました。
星林高校によりますと、15日の午後7時ごろ、学校の中庭でラグビー部の校内合宿の打ち上げのバーベキューが行われていた際に、30代の顧問が、部員に「グラウンドの整備が遅い」ととがめたところ、3年生の男子部員が「人数が少ないので仕方がありません」と答えたことに激高し、部員のジャージの襟や髪の毛をつかんで引きずり回し、ひざで腹部を数回蹴ったり、倒れざまに側頭部を踏みつけるなどしました。部員は右の側頭部に擦り傷や腫れが生じ、病院で3週間程度の通院加療が必要と診断されたということです。
ラグビー部の校内合宿は今月13日から16日まで行われ、打ち上げのバーベキューには、部員とマネージャー16人と顧問と副顧問、それにOB数人などが参加していて、顧問と副顧問は事件当時、いずれも500ml入りの缶ビールを1本半ほど飲んでいたということです。
星林高校では、校内での飲酒は禁止されています。
岩崎博(いわさき・ひろし)校長は、きょう(24日)記者の取材に応じ「教育公務員として断じて許されない。生徒のケアや再発防止に務める」と陳謝しました。
学校の聴取に対し、暴行を受けた3年生部員は「信頼関係を築けていたと思っていたのに、このような事をされてショックです」と話し、酔って暴行を加えた顧問は「重大なことをしてしまい反省している。自分でもどうしてそんな事をしたのかわからない」と話しています。(7/24 WBS)

>3年生の生徒の発言に腹を立て、数メートル引きずったほか、腹を蹴ったり、頭を踏みつけたりしたということです。
生徒は、頭の打撲など全治3週間のけがをしましたが、その後、登校はしているということです。(NHK)

>翌日、男性教諭は、飲酒や暴行について同校に報告し、その後、保護者や部員に謝罪した。
部員は病院で治療を受けたが、入院はせず、合宿後も普段通り登校しているという。(産経新聞)