>2歳の娘にかみつき、けがをさせたとして、大阪府警浪速署は19日、傷害容疑で同府松原市立布忍小学校の講師仲辻司容疑者(22)=大阪市浪速区=を逮捕した。
容疑を認め、「言うことを聞かないときに、かんだりたたいたりしていた。しつけがエスカレートして暴力になった」と話しているという。
長女には他にもあざがあり、同署は虐待を加えていた疑いもあるとみて調べている。
逮捕容疑は10日午後10時ごろ、浪速区の市営住宅の自室で、2歳の長女のいたずらに腹を立て、右頬や右腕にかみつく暴行を加え、内出血などのけがをさせた疑い。
同署などによると、仲辻容疑者は同い年の妻と長女、5カ月の次女の4人暮らし。
10日の暴行直後に妻が娘を連れて家を出たため、同容疑者は翌日、3人の捜索願を提出。
署が調べたところ、3人は区に保護されていると分かり、暴行も発覚した。
妻は6月以降、区に長女への虐待や自分へのDVを相談していたという。
松原市教委によると、仲辻容疑者は4月から講師として支援学級の担任を務めている。(17/7/19 時事通信)