剣道強豪校の帝京第五高(愛媛県大洲市)を運営する学校法人は18日、剣道部の二宮明夫総監督(61)が自分の誕生日に合わせて部員から現金を受け取っていたとして、総監督を解雇したと正式に発表した。16日付。
「受け取った金額が社会的儀礼の範囲を超えており、教育上ゆゆしき問題だ」とし、教員の適格性に欠けると判断した。
法人によると、剣道部のキャプテンが部員全員から集めた14万5千円を受領していた。
少なくとも2009~14年度はこうした集金が習慣化し、強制性があったと認定した。
第三者委は昨年3月に設置され、09年度の入学生にまでさかのぼり、保護者も含めてアンケートを実施。現役部員の保護者会、後援会、OB・OG会など剣道部を支援する4団体の会費・分担金の支払いに応じない卒業生や保護者に対し、男性らが督促の連絡をしたり、強制的な集金への苦情に圧力をかけたりした問題も新たに判明した。
さらに男性に保護者会が交付していた「活動補助金」、後援会が出していた「監督激励金」について、精算が確認されないなど不明瞭な会計処理も確認された。
法人は4団体を整理統合し、適正化を図るとしている。
誕生日に合わせた現金受領について、男性は第三者委の調査が入る前、学校側の聞き取りに「強制ではなく断ったこともある。現金を受け取った際は部員に竹刀を買うなど、それ以上のお返しをした」と説明していた。
帝京第五高剣道部は、男子が05年と08年に全国高校選抜大会で優勝し、女子は同大会で13年に準優勝した。
法人は第三者委の調査報告書の公表予定はないとしている。(21/4/18 共同)
学校法人は一部の報道で問題を指摘されたことを受け、今年3月に第三者委員会を設置。調査を進める中で、剣道部を支援する団体の会費や分担金に応じない卒業生や保護者に対し、督促の連絡をしたり強制的な集金への苦情に対して圧力をかけるなどの問題も新たに浮上したとしています。
また、これらの団体から総監督に交付された現金について精算が確認されないなど不明瞭な会見処理もあったということです。(テレビ愛媛)
学校法人が事実関係や経緯を調べる第三者委員会を立ち上げ、13日に初会合を開いた。大学教授や弁護士らが委員を務める。
谷本勝幸校長は「現段階では調査対象などの内容は答えられない」としている。
高校や関係者への取材によると、2019年春ごろ、副校長の誕生日と還暦祝いとして剣道部員計約30人が1人5千円を出し合い、集金後に保護者会が預かっていたことが判明。これより前にも誕生祝いなどの名目で部員が現金を集めていた可能性があるほか、副校長が「過去に部員が集めた現金を受け取ったことはあったが、竹刀を購入したり差し入れをしたりして還元した」と説明した例もあった。
19年の事案より前のケースでは副校長の記憶が曖昧な点もあり、同法人は委員会に調査を委ねる方針を決定。委員会では、関係者の聴取や返礼品の領収書を精査するとみられる。
副校長は1月、愛媛新聞の取材に現金の強制徴収や不正な金銭授受を否定。「第三者委員会が設置されるのであれば、事実をしっかり調べてほしい」と話していた。(21/3/14 愛媛新聞)
剣道の強豪校として知られる愛媛県大洲市の帝京第五高の剣道部員が、総監督の男性副校長(60)の誕生日に合わせ、ほぼ毎年、金品を提供しようとし、副校長が受領した年もあったことが23日、同校への取材で分かった。
谷本勝幸校長は口頭で副校長を注意した。同校は有識者会議を設置し、経緯を調べる方針。副校長は部員の大学進学の推薦に影響力があった。
校長によると、副校長は聞き取りに対し、強制ではなく受け取りを断ったこともあり、現金を受領した場合は金額以上のお返しをしたと説明。
校長は注意した理由を「教育者として金の疑惑があること自体が良くない」と話した。
昨年は部員約30人らが誕生祝いなどを理由に1人5000円を出し合い、計約15万円になった。剣道部顧問のアドバイスもあり、退職時のプレゼント代にするために保護者会が預かっている。
副校長は現金を受領した際、部員に竹刀を買ったり、一緒に食事に行ったりしてお返しをしたという。(21/1/23 産経新聞)
帝京第五高校の剣道部で、総監督の誕生祝いとして生徒から現金が集められていたことが分かり、学校側は第三者委員会を設置して調査する方針です。
帝京第五高校によりますと、剣道部で去年4月、総監督を務める60歳の男性教諭の誕生祝いとして、部員およそ30人からそれぞれ現金5000円が集められたということです。
去年11月に外部からの指摘を受け、学校が調査した結果、現金は、男性教諭に渡されていないことが確認され、現在、保護者会が預かっているということです。(21/1/15 あいテレビ)
学校法人帝京科学大学
認定こども園 愛媛帝京幼稚園

帝京冨士中高校長
>スーパーでおにぎりなどを万引きしたとして大洲市の中高一貫校の校長が窃盗の疑いで現行犯逮捕された。
逮捕されたのは帝京冨士中学校・高等学校、校長の吉岡行正容疑者63歳。
調べによると吉岡容疑者は12日午前6時半ごろ大洲市内のスーパーでおにぎりや酒など11点、合わせて1200円余りを万引きした窃盗の疑いが持たれている。
吉岡容疑者が商品をスーツのポケットに入れレジを通さず店の外に出たため店員が警察に通報し駆けつけた警察官が現行犯逮捕した。
吉岡容疑者は12日は学校に出勤予定で校長の逮捕を受け木村克人教頭は「ショックで信じられない、事情がはっきり分からないのでコメントできない」としている。
吉岡容疑者は「金銭的に生活が苦しかった」と容疑を認めていて警察では余罪の有無についても調べを進める方針だ。(16/4/12 NNN)

>吉岡容疑者は以前、私立夙川(しゅくがわ)学院中学・高校(兵庫県)柔道部で監督や顧問を務め、シドニー五輪女子78キロ超級銅メダリストの山下まゆみさんらを育てるなど、同校を強豪に押し上げたことで知られる。
発表では、吉岡容疑者は12日午前6時35分頃、同市内のスーパーでおにぎりや菓子など11点(1231円相当)を盗んだ疑い。
「金銭的に苦しかった」などと容疑を認めているという。
吉岡容疑者は2012年3月に夙川学院中・高を退職。
14年4月に校長として帝京冨士中・高に赴任した。(読売新聞)