>1日夜遅く、JR倉敷駅の電車内で酔って大声をあげた上、注意した会社員の男性を電車から降ろして引きずるなどの暴行を加えたとして、岡山市内の県立高校に勤める50歳の男性教諭が逮捕されました。
県内ではことしに入って教職員の逮捕が相次ぎ県教育委員会が対策に乗り出していますがそれでも不祥事が止まらない異例の事態となっています。
逮捕されたのは、岡山市北区の岡山工業高校の教諭、三谷信雄容疑者(50)です。
警察によりますと三谷教諭は1日午後11時50分ごろJR倉敷駅に到着した電車内で酒に酔って大声をあげていて40代の会社員の男性が注意したところ、この会社員の胸ぐらをつかんで電車から降ろしホームで引きずるなどの暴行を加えた疑いが持たれています。
調べに対して三谷教諭は「男性の肩に腕を回して肩をつかみ、電車から降ろしたことは覚えています」などと供述し、大筋で容疑を認めているということです。
県教育委員会によりますと三谷教諭は、高校で保健体育の授業を担当し、3年生の担任やサッカー部の顧問も務めていたということです。(16/3/2 NHK)

>逮捕容疑は1日午後11時50分ごろ、JR山陽線を走行中の電車内で、ドアに向かって「なんで開かないんだ」と大声を上げたことを倉敷市、会社員男性(46)に注意されて立腹、倉敷駅で男性の胸をつかんで電車から降ろし、ホームで引きずるなどの暴行を加えた疑い。
同署などによると、三谷容疑者は岡山市内で開かれた同校卒業祝賀会の帰りで酒を飲んでいた。
「肩をつかんで電車から降ろした。それ以外はしていないと思う」と供述している。
岡山県教委教職員課によると、三谷容疑者は2013年に同校に赴任し、保健体育を担当。
06年兵庫国体のサッカー少年男子では岡山県選抜チームの監督を務めた。
勤務状況に問題はなかったという。(山陽新聞)