>福島県郡山市の私立高校に偽造された教員免許状の写しを提出した疑いで、元講師の阿部喜和子容疑者(44)が逮捕されました。
阿部容疑者は4年前に、高校に偽造された教員免許状や、在籍していなかった大学のうその成績証明書を提出し、およそ2年半にわたり、美術などの講師として教壇に立っていた疑いがもたれています。
警察などによりますと、阿部容疑者は容疑を認めているということです。
阿部容疑者は、ほかの福島県内の県立高校2校でも、偽造した免許状で講師を務めていたとして刑事告発されています。(16/5/10 TBS)

>福島県内の高校で元講師が偽造した教員免許を使って約9年間勤務していた問題で、県教委と郡山市の私立郡山女子大付属高は23日、鍵谷喜和子元講師(44)=福島市=を偽造有印公文書行使容疑でそれぞれ県警に告発した。
県教委と付属高によると、告発容疑は2011年11月、郡山東高(郡山市)の常勤講師に採用されるため、偽造した美術・工芸科目の免許状、大学の卒業証明書と成績証明書を同校に提出した疑い。
同様の書類を12年9月ごろ、付属高にも提出した疑い。
元講師は06年11月、福島市渡利中の常勤講師に採用され、07年4月以降は郡山東高と安積黎明高(郡山市)で常勤や兼務講師として勤務。
13年4月から付属高で専任講師を務めた。
昨年10月に免許偽造が発覚、懲戒解雇された。(3/24 河北新報)

>福島県郡山市の私立高校に勤める40代の講師が、教員免許状を偽造していたとして懲戒免職処分になった。
教員免許がないのに約9年間も中学校や高校の教壇に立っていた。
懲戒免職処分となったのは、郡山女子大附属高校の40代の元講師。この講師は2006年に福島市の渡利中学校に常勤講師として赴任し半年間勤務したあと、郡山東高校や安積黎明高校で6年間勤務した。
13年4月からは郡山女子大附属高校で教壇に立っていた。
先月、10年に一度行われる教員免許の更新のため、県教育委員会が教員免許状を照合したところ、この講師の存在はなかった。そのワケは…。
福島県教育庁「当該講師が中学校および高等学校の教員免許を偽造して提出していたことが判明した」
県が免許を授与したとされる県外の教育委員会に確認したところ、免許状の偽造が発覚したという。
この講師は郡山女子大附属高校に対して、教員免許状のコピーを提出していたが、高校では「県立高校に6年間勤めた講師だったので信用して原本を確認してなかった」と話している。
県教育委員会では「教員免許状の偽造は悪質」として、刑事告発を準備している。(15/11/5 NNN)

>県教育委員会は4日、「チェックを徹底できなかった」と責任を認めた。
女性に教わった生徒らの教科・科目の履修や単位は取り消さない。
同様のケースの有無を調べる。
県教委によると、女性は06年11月の採用で、福島市立渡利中学校に勤務。
提出された教員免許のコピーにあったのは他都道府教委の印影だったが本物とは違っていた。
他都道府教委に照会せず、免許の原本確認もしなかった。(読売新聞)

>元講師は県北在住の女性で、同校では主に美術を教えていた。(福島民友)