>山形市で昨年12月、男性を車ではね、約1.5キロ引きずり死亡させたとして、自動車運転処罰法違反(過失致死)と道交法違反(ひき逃げ)の罪に問われた元山形県立高校教諭、斎藤章被告(61)に、山形地裁(寺沢真由美裁判長)は8日、懲役2年8月(求刑懲役5年)の判決を言い渡した。
判決理由で寺沢裁判長は「事故を起こしたと認識しながら、自己保身のために逃走した。適切な措置を講じれば救命できたかもしれず、犯行は悪質だ」と指摘した。
判決後、被告側代理人は「ご遺族の悲しみを思えば、当然受け入れるべき判決だ。控訴の意思はない」とする斎藤被告のコメントを公表した。(15/7/8 産経新聞)
判決理由で寺沢裁判長は「事故を起こしたと認識しながら、自己保身のために逃走した。適切な措置を講じれば救命できたかもしれず、犯行は悪質だ」と指摘した。
判決後、被告側代理人は「ご遺族の悲しみを思えば、当然受け入れるべき判決だ。控訴の意思はない」とする斎藤被告のコメントを公表した。(15/7/8 産経新聞)
>20日は、2回目の裁判が山形地方裁判所で開かれました。
このなかで齋藤被告は、男性をはねた当時の状況について「軽いけがなんじゃないか。同乗者を家まで送ったあとに現場に戻ろうと考え、車をそのまま走らせた」と述べました。
さらに、齋藤被告は、男性をはねたあと加速が鈍くなるなどの異変に気づいたことを明らかにしたうえで「頭が真っ白になりパニックとなった。自己防衛本能が働きそのまま逃げてしまった」と当時の心境を明らかにしました。
裁判には男性の遺族も参加し、(4/20 NHK)
このなかで齋藤被告は、男性をはねた当時の状況について「軽いけがなんじゃないか。同乗者を家まで送ったあとに現場に戻ろうと考え、車をそのまま走らせた」と述べました。
さらに、齋藤被告は、男性をはねたあと加速が鈍くなるなどの異変に気づいたことを明らかにしたうえで「頭が真っ白になりパニックとなった。自己防衛本能が働きそのまま逃げてしまった」と当時の心境を明らかにしました。
裁判には男性の遺族も参加し、(4/20 NHK)
>県教委は20日、昨年末に発生した死亡ひき逃げ事件で、自動車運転死傷行為処罰法違反(過失運転致死)と道交法違反(ひき逃げ)で公判中の天童市、県立高校教諭斎藤章被告(60)(休職)を懲戒免職にしたと発表した。処分は同日付。
斎藤被告は今月5日の初公判で、昨年12月20日未明、山形市十日町で、近くに住む東北文教大短期大学部准教授の松川俊夫さん(当時56歳)をはね、同市鉄砲町まで約1.5キロ引きずって死なせ、逃走したとことを認めている。
県教委が代理人を通じて行った調査でも事実を認めたという。
そのため判決を待たず懲戒免職とし、退職金も一切支払わないとした。(3/21 読売新聞)
斎藤被告は今月5日の初公判で、昨年12月20日未明、山形市十日町で、近くに住む東北文教大短期大学部准教授の松川俊夫さん(当時56歳)をはね、同市鉄砲町まで約1.5キロ引きずって死なせ、逃走したとことを認めている。
県教委が代理人を通じて行った調査でも事実を認めたという。
そのため判決を待たず懲戒免職とし、退職金も一切支払わないとした。(3/21 読売新聞)
>山形市で昨年12月、男性が車に約1.5キロ引きずられて死亡したひき逃げ事件で、ひき逃げと自動車運転処罰法違反(過失致死)の罪に問われた県立楯岡高教諭斎藤章被告の初公判が5日、山形地裁であり、斎藤被告は「いずれも間違いありません」と起訴内容を認めた。
検察側は冒頭陳述で、斎藤被告の車には飲食店従業員の女性が同乗、口止めしていたことを明らかにし「これまで築き上げてきたものが失われることの恐怖感や不安から、警察に通報するなどの措置を取らなかった」と指摘した。
検察側は、被告は路上に倒れていた男性に直前で気付き、音と衝撃ではねたことを認識していたと主張。
「すぐに救護すれば救命できた」と強調した。
走行目的は「知り合いのホステスを自宅まで送るためだった」と述べ、遺体発見現場で男性が倒れているのを確認したが怖くなって逃走したと説明した。
起訴状などによると、斎藤被告は昨年12月20日午前1時50分ごろ、ワゴン車を運転し、松川俊夫さんを自宅近くの市道交差点ではねて逃走、同市鉄砲町まで引きずり、急停車した際に頭部損傷で死亡させたとされる。(3/6 河北新報)
検察側は冒頭陳述で、斎藤被告の車には飲食店従業員の女性が同乗、口止めしていたことを明らかにし「これまで築き上げてきたものが失われることの恐怖感や不安から、警察に通報するなどの措置を取らなかった」と指摘した。
検察側は、被告は路上に倒れていた男性に直前で気付き、音と衝撃ではねたことを認識していたと主張。
「すぐに救護すれば救命できた」と強調した。
走行目的は「知り合いのホステスを自宅まで送るためだった」と述べ、遺体発見現場で男性が倒れているのを確認したが怖くなって逃走したと説明した。
起訴状などによると、斎藤被告は昨年12月20日午前1時50分ごろ、ワゴン車を運転し、松川俊夫さんを自宅近くの市道交差点ではねて逃走、同市鉄砲町まで引きずり、急停車した際に頭部損傷で死亡させたとされる。(3/6 河北新報)
>山形市中心部で起きた死亡ひき逃げ事件で、道交法違反(救護義務違反、事故不申告)の罪で起訴された斎藤章被告=起訴休職処分=の初公判が、3月5日午前10時から山形地裁で開かれることが23日までに決まった。
起訴状などによると、斎藤被告は昨年12月20日午前1時50分ごろ、山形市の路上で乗用車を運転中、松川俊夫さんにぶつかり、けがを負わせたにもかかわらず救護しなかった上、警察への通報もしなかったとしている。
関係者によると、斎藤被告は「事故を起こした」とする趣旨の供述をしており、事故後に松川さんを助けずに逃げたことについてもおおむね認めているという。
斎藤被告は約1.5キロ先の同市美畑町まで松川さんを車両で引きずり死亡させたとして、自動車運転処罰法違反(過失致死)容疑でも逮捕されたが、山形地検は同容疑については処分保留とし、捜査を続けている。(1/24 山形新聞)
起訴状などによると、斎藤被告は昨年12月20日午前1時50分ごろ、山形市の路上で乗用車を運転中、松川俊夫さんにぶつかり、けがを負わせたにもかかわらず救護しなかった上、警察への通報もしなかったとしている。
関係者によると、斎藤被告は「事故を起こした」とする趣旨の供述をしており、事故後に松川さんを助けずに逃げたことについてもおおむね認めているという。
斎藤被告は約1.5キロ先の同市美畑町まで松川さんを車両で引きずり死亡させたとして、自動車運転処罰法違反(過失致死)容疑でも逮捕されたが、山形地検は同容疑については処分保留とし、捜査を続けている。(1/24 山形新聞)
>山形市中心部で先月20日未明、松川俊夫さんがひき逃げされて死亡した事件で、自動車運転処罰法違反(過失致死)などの疑いで逮捕された斎藤章容疑者が「知人を送るため現場を通った」とする趣旨の供述をしていることが9日、捜査関係者への取材で分かった。
山形署は同乗していた知人が当時の状況を知っている可能性が高いとみて、事情を聴くなどして調べを進める方針。
これまでの調べで、斎藤容疑者は事件発生の20日午前1時45分ごろに現場を通ったことを認める供述をしており、同署はその目的などについて捜査していた。
斎藤容疑者はJR山形駅近くの店で19日夜に同じ学校の同僚6人と会食。
午後9時半ごろに解散した後、市内の別の飲食店に移動、知人らと会っていたことが分かっている。
同署は、その後、斎藤容疑者が知人を乗せて運転し、現場を通ったとみて供述の裏付けを急ぐ。
一方、同署などは9日午前、山形市立谷川の県警技能指導コースで事件の状況を調べる実験をした。
斎藤容疑者が乗っていたトヨタ「アルファード」と同型の車両を使い、人形を引きずるなどして、運転席に伝わる衝撃の程度などを調べた。(1/10 山形新聞)
山形署は同乗していた知人が当時の状況を知っている可能性が高いとみて、事情を聴くなどして調べを進める方針。
これまでの調べで、斎藤容疑者は事件発生の20日午前1時45分ごろに現場を通ったことを認める供述をしており、同署はその目的などについて捜査していた。
斎藤容疑者はJR山形駅近くの店で19日夜に同じ学校の同僚6人と会食。
午後9時半ごろに解散した後、市内の別の飲食店に移動、知人らと会っていたことが分かっている。
同署は、その後、斎藤容疑者が知人を乗せて運転し、現場を通ったとみて供述の裏付けを急ぐ。
一方、同署などは9日午前、山形市立谷川の県警技能指導コースで事件の状況を調べる実験をした。
斎藤容疑者が乗っていたトヨタ「アルファード」と同型の車両を使い、人形を引きずるなどして、運転席に伝わる衝撃の程度などを調べた。(1/10 山形新聞)
>山形市美畑町で20日未明、車にはねられて引きずられた松川俊夫さんが死亡したひき逃げ事件で、山形署は23日、自動車運転処罰法違反(過失致死)と道交法違反(救護義務違反)の疑いで、天童市、斎藤章容疑者を逮捕した。
調べに対し「その道路(現場)は通っていない。納得できない」などと否認している。
逮捕容疑は20日午前1時45分ごろ、山形市十日町1丁目から約1.5キロ先の同市美畑町まで、運転する乗用車の底部で松川さんを引きずり、救護せず逃走、頭部打撲による頭蓋内損傷で死亡させた疑い。
同署によると、斎藤容疑者が所有する銀色のトヨタ「アルファード」はバンパー裏側にある板状の部品が破損していた。
同署は松川さんが引きずられたルート上の数カ所で部品の破片を発見。
斎藤容疑者の破損箇所と破片が一致した。
車体底部から血痕も見つかっており、松川さんのものか鑑定する。
同市十日町1丁目付近の市道上で破片と松川さんの眼鏡や靴などが見つかっており、同署は、この地点ではねたとの見方を強めている。
車の破損について、斎藤容疑者は「以前に壊れたもの」などと供述し、事件との関係を否定。
19日深夜に山形駅周辺で飲食し、帰りに車を運転したことは認めているが、「(逮捕容疑の時間には既に)帰宅していた」と供述し、松川さんが引きずられた経路も「(帰宅する際に)通っていない」としている。
同署は20日から4日間で、延べ約千人の捜査員を投入し、容疑車両を捜査。
山形市と周辺市町の約600台を調べた。22日に斎藤容疑者の車に破損箇所を確認。
23日朝に任意同行を求めて事情聴取を始めた。(12/24 山形新聞)
調べに対し「その道路(現場)は通っていない。納得できない」などと否認している。
逮捕容疑は20日午前1時45分ごろ、山形市十日町1丁目から約1.5キロ先の同市美畑町まで、運転する乗用車の底部で松川さんを引きずり、救護せず逃走、頭部打撲による頭蓋内損傷で死亡させた疑い。
同署によると、斎藤容疑者が所有する銀色のトヨタ「アルファード」はバンパー裏側にある板状の部品が破損していた。
同署は松川さんが引きずられたルート上の数カ所で部品の破片を発見。
斎藤容疑者の破損箇所と破片が一致した。
車体底部から血痕も見つかっており、松川さんのものか鑑定する。
同市十日町1丁目付近の市道上で破片と松川さんの眼鏡や靴などが見つかっており、同署は、この地点ではねたとの見方を強めている。
車の破損について、斎藤容疑者は「以前に壊れたもの」などと供述し、事件との関係を否定。
19日深夜に山形駅周辺で飲食し、帰りに車を運転したことは認めているが、「(逮捕容疑の時間には既に)帰宅していた」と供述し、松川さんが引きずられた経路も「(帰宅する際に)通っていない」としている。
同署は20日から4日間で、延べ約千人の捜査員を投入し、容疑車両を捜査。
山形市と周辺市町の約600台を調べた。22日に斎藤容疑者の車に破損箇所を確認。
23日朝に任意同行を求めて事情聴取を始めた。(12/24 山形新聞)
>楯岡高によると、斎藤容疑者は事件直前の19日午後7時ごろから、JR山形駅近くの飲食店で同僚6人と食事し、午後9時半ごろ別れた。
同僚は「酒は口にしていなかったが、漢方薬のようなものを湯で割って飲んでいた」と証言しているという。
22日は自分の乗用車で出勤し、普段と特に変わらない様子だった。
捜査関係者によると、斎藤容疑者は逮捕前の任意聴取で飲酒を否定し、食事後は車で帰宅したと話しているという。
同署は24日、自動車運転処罰法違反(過失致死)とひき逃げの疑いで斎藤容疑者を送検した。(河北新報)
同僚は「酒は口にしていなかったが、漢方薬のようなものを湯で割って飲んでいた」と証言しているという。
22日は自分の乗用車で出勤し、普段と特に変わらない様子だった。
捜査関係者によると、斎藤容疑者は逮捕前の任意聴取で飲酒を否定し、食事後は車で帰宅したと話しているという。
同署は24日、自動車運転処罰法違反(過失致死)とひき逃げの疑いで斎藤容疑者を送検した。(河北新報)