>知人の経営コンサルタント会社社長の自殺を手助けしたとして、名古屋地検は28日、自殺ほう助の罪で、中京学院大元准教授久野輝夫容疑者（54）＝名古屋市天白区＝を起訴した。
久野被告は殺人容疑で愛知県警に逮捕されたが、社長に自殺の意思があったとして、殺人罪の適用を見送った。
否認しているとみられる。
起訴状などによると、久野被告は知人の小原洋典さん＝当時（40）＝が自殺を決意していることを知り、2012年1月30日午前零時～7時50分ごろ、愛知県豊橋市内の路上に止めたレンタカー内で硫化水素ガスを発生させ、運転席にいた小原さんの自殺を手助けしたとされる。
地検は久野被告がガス発生に使う材料を準備し、バケツの中で混ぜ合わせたとみている。
小原さんの自宅からは、久野被告の関与を示した上で「自殺に見せた他殺」という内容のメモが見つかっており、殺人罪の適用も検討していた。（14/4/28　中日新聞）

>知り合いの会社社長の遺産をだまし取ろうとしたとして逮捕、起訴された岐阜県内の大学の元准教授が、愛知県豊橋市内に止めた車の中で硫化水素を発生させ、この社長を殺害したとして再逮捕されました。
警察によりますと、元准教授は容疑を否認しているということです。
再逮捕されたのは、久野輝夫容疑者です。
久野元准教授はおととし1月、愛知県豊橋市の路上に止めた車の中で死亡しているのが見つかった、知り合いのコンサルティング会社社長、小原洋典さんの遺産およそ2400万円をだまし取ろうとしたとして先月逮捕され、詐欺未遂の罪で起訴されました。
警察によりますと、そのあとの捜査で、久野元准教授が車の中で硫化水素を発生させ、社長を殺害した疑いがあることが分かったということです。
社長の自宅からは、自分で書いたとみられる「自殺に見せかけた他殺だ。久野元准教授が関わっている」という内容のメモが見つかっているということです。
警察によりますと、久野元准教授は容疑を否認しているということです。
警察は、自殺に見せかけて社長を殺害したとみて、詳しいいきさつを調べています。（4/7　NHK）

>中京学院大学の元准教授の男が、おととし、硫化水素中毒で死亡した知人男性の遺産をだまし取ろうとしたとされる事件で、男が男性の妻にも借金の支払いを求めていたことが分かった。
久野輝夫被告は、おととし8月、死亡した知人男性名義のおよそ2400万円の偽の借用書を作り、男性の弁護士から遺産をだまし取ろうとした罪などで起訴されている。
久野被告は男性とともに中国でビジネスをしていたが、男性の妻に対しても数千万円の借金の支払いを求める請求書を送っていたことが、関係者への取材で分かった。
久野被告は男性の死亡への関与を否定していたが、不審な点も多く、愛知県警は殺人容疑での立件も視野に調べている。（3/31　東海テレビ）

>愛知県豊橋市で約2年前に死亡した会社社長の遺産をだまし取ろうとしたとして、愛知県警が詐欺未遂などの疑いで、久野輝夫容疑者を逮捕していたことが28日分かった。
久野容疑者は既に起訴されている。県警は社長が死亡した経緯についても、慎重に捜査している。
捜査関係者によると、死亡したのはコンサルタント会社社長の男性。
2年ほど前、豊橋市で遺体が見つかった。。（3/29　時事通信）

>学生を確保し自らの地位向上につなげようと、偽造書類で留学生を編入学させたとして、愛知県警は12日、有印私文書偽造・同行使の疑いで、名古屋市天白区、中京学院大（岐阜県瑞浪市）元准教授の久野輝夫容疑者（53）ら4人を逮捕したと発表した。
他に逮捕したのは、いずれも中国籍の名古屋市千種区、職業不詳胡昊（32）と留学生の2容疑者。
逮捕容疑では、共謀して昨年7月ごろ、中国の大学の通信課程で単位を取得したとの成績証明書を偽造。
編入学させるため、中京学院大に提出したとされる。
久野容疑者は現代中国の政治経済が専門で、事件当時は同大の留学生支援部長も務めていた。
学生を確保することで「自らの実績になり、教授になれると思った」という趣旨の供述をしているという。
押収したパソコンからは、数十人分の偽造の証明書のデータが見つかった。
久野容疑者は「数十人を不正に編入学させた」と話しているという。
久野容疑者は、知人の中国人男性に交際を強要したとして、今年3月に逮捕監禁致傷容疑で逮捕され、公判中。
事件後に懲戒解雇された。（13/11/12　中日新聞）

>名古屋地裁は30日、門田被告に懲役2年、執行猶予4年（求刑懲役2年）、戸室被告に懲役1年、執行猶予3年（求刑懲役1年）を言い渡した。
松田俊哉裁判長は判決理由で「事前に手錠やスタンガンを準備し下見をするなど計画的」と指摘。
「門田被告は重要な実行行為を分担し刑事責任は重く、戸室被告も報酬を受け取った」と述べた。
一方「反省しており、被害者との示談も成立している」と両被告の刑の猶予の理由を述べた。
判決によると、両被告は1月31日午後1時ごろ、中京学院大の准教授だった久野輝夫被告＝懲戒解雇、同罪で公判中＝から依頼され名古屋市熱田区の語学学校で男性を殴るなどの暴行を加え、睡眠薬で眠らせた上、手錠をして約12時間監禁するなどし、2週間の軽傷を負わせた。（8/30　産経新聞）

>30代の中国籍の男性会社役員を監禁、暴行したとして、愛知県警中署は、逮捕監禁致傷容疑で、現代中国が専門の中京学院大准教授、久野輝夫容疑者や会社員、門田浩昌容疑者（50）＝兵庫県西脇市＝ら3人を逮捕した。
中署によると、久野容疑者は「暴れるため、話し合いができる状態にしたかった。殴ってはいない」と容疑を一部否認。
門田容疑者は「久野容疑者から悪い中国人がいるので懲らしめてほしいと言われて手伝った」と大筋で認めている。
逮捕容疑は1月31日午後0時半ごろ、名古屋市熱田区の語学学校などで、中国籍男性を殴ったり蹴ったした上、手首や足首に手錠をかけて粘着テープで目隠しをし、同市中区のマンションに移動して計約12時間にわたり監禁し、軽傷を負わせたとしている。
中京学院の宮川剛総務部長は、久野容疑者について「中国からの留学生の面倒をよく見ていた」と話した。（3/22　産経新聞）