>北海道教育委員会は15日、偽の診断書を提出して休職手続きを取り、3年間出勤しなかったとして、北斗市の小学校に勤務する男性教諭(50)を懲戒免職処分にしたと発表した。
この間に不正に受け取った給与もあり、約260万円の返還を請求する方針。
道教委によると、2010年6月に教諭は舌の腫瘍を手術。
医師は完治したとの診断書を渡したが、教諭はがんで治療が必要と書かれた偽の診断書を提出し、同年9月から13年9月まで出勤しなかった。
昨年7月、教諭が復職手続きのために提出した資料を精査した際に不正が発覚した。
教諭は「診断書は偽造していない」などと説明しているという。(14/1/15 スポニチ)

>道教委=北海道教育委員会によりますと、この男性教諭は、平成22年9月に悪性の腫瘍ができたため治療が必要だといううその診断書を提出して3年間休職し、その間、給与の補償を受け取っていました。
ところが去年9月、男性が復職を申し出た際に提出した診断書から、本当は良性の腫瘍で、治療のための休職は必要なかったことがわかり、道教委は15日付けでこの男性教諭を懲戒免職の処分にしました。
男性教諭は、「病院から渡された物を提出しただけで、どちらが正しい診断書なのか分からない」と話しているということです。
道教委は、3年間の休職中に男性教諭が不正に受け取った給与の補償のうち、およそ260万円の返還を求めることにしています。(NHK)