>新潟県教育委員会は17日、顧問を務める部活動の出張費を架空請求するなどして計約72万円を不正受給したとして、県立高校教諭を免職の懲戒処分したと発表した。
また、生徒に体罰を加えたとして計17人の教諭を停職などの処分とした。
さらに、今春採用した小中学校教諭3人の教員免許が更新されずに失効していたとして、4月1日にさかのぼって採用を取り消したことも明らかにした。
免職となったのは、県立巻高校に勤務する教諭(47)。
2008~12年度、当時勤務していた三条商業高で、休日に部活指導で出勤したと偽り、教員特殊業務手当を計197回にわたって受給。
部活動に関係する出張でも架空、水増し請求を計111回した。
既に30万円分は返還し、残りも返還する予定。(13/6/18 新潟日報)

>免職となったのは、県立巻高校(新潟市)の阿部徳之教諭。
県教委によると、当時勤務していた県立三条商業高で、運動部の活動指導で出張旅費や教員特殊業務手当など約72万円を不正受給していた。
今年度の担当者が当時の生徒会遠征補助費の書類を調べた際、部員ではない生徒が含まれていたことから発覚した。
停職3カ月は、下越地方の県立高の50代男性教諭。
昨年12月に部活動指導中、生徒のほおを平手で数回たたき、後頭部や顔をひざで押さえつけたことで、両ほおと左目上がはれ、鼻血が出るけがをさせた。
戒告は、生徒を平手でたたくなどした下越地方の県立高の40代男性教諭2人、生徒をけるなどした中越地方の中学の40代男性教諭3人。(産経新聞)

>新潟県教育委員会は18日までに、顧問を務める部活動の休日出勤手当や出張旅費など約72万円を不正に受給したとして、県立巻高の男性教諭を懲戒免職処分とした。
処分は17日付。県教委は刑事告訴を検討している。
県教委によると、教諭は、休日に部活動の指導をしたように装うなどして勤務手当を受給。
出張費用も行き先を偽るなどして不正に受け取っていた。
「飲食代や生活費に使った」と話し、30万円を返還している。
別の県立高校では、50代の男性教諭が12年12月、部活動の指導中に生徒の顔を平手で7~8回たたき、頭や顔を押さえつけて鼻血が出るなどのけがを負わせていたことも発覚。
17日付で停職3カ月の懲戒処分とした。
この教諭は体罰調査のアンケートで、生徒に指導の様子を書かないよう指示し、体罰を隠蔽するよう示唆していたという。(スポニチ)