>芦屋大などを運営する学校法人「芦屋学園」で、大八木淳史氏に代わり昨年10月に理事長に就任した青井清一氏(68)が、わずか4カ月後の今年2月末で辞任したことが6日、学園関係者への取材で分かった。
学園運営をめぐるトラブルが背景にあるとみられる。新理事長は7日の理事会で選出される見通し。
学園関係者によると、青井氏は神戸市内で運送会社を経営し、昨年10月下旬から学園理事長を兼務していた。
しかし、2月28日の理事会で青井氏が「一身上の都合」を理由に辞任を申し出て、承認されたという。
複数の関係者によると、昨年秋の学園祭パンフレットに元暴力団組長の親族が経営する企業の広告を載せたことが問題視されたほか、外部からの経営介入疑惑に非難の声が上がっていたという。(17/3/7 産経新聞)
>大八木淳史氏(54)に脅されたとし、同学園の稲田信行元教頭(65)が脅迫容疑で告訴していた問題で、神戸地検尼崎支部は31日、大八木氏を不起訴処分とした。
同支部は処分理由を明らかにしていない。
告訴状などによると、稲田氏は2014年5月、同学園が外部委託している学習塾への支払いが毎年約3千万円にも及ぶことなどについて、「不透明なやり方で問題」と指摘。
この発言に対し、大八木氏が「理事長には絶対の権力がある。ちょっとでも不利益を与えたらとんでもないことになる」などと脅した、としていた。
一方、大八木氏側も、告訴内容は「事実無根」とし、名誉毀損(きそん)と虚偽告訴の容疑で稲田氏を告訴しており、地検尼崎支部は同日、この案件についても不起訴処分とした。
大八木氏は「このたびは世間を騒がせ、申し訳ない。今後も学園発展のために尽力したい」とコメントした。
稲田氏は、人事異動をめぐり、民事上でも芦屋学園と係争中。(16/3/31 神戸新聞)

>芦屋学園の理事長で元ラグビー日本代表の大八木淳史氏に脅迫されたとして、5日、学園の職員が大八木氏を刑事告訴した。
職員が脅迫の疑いで刑事告訴したのは学校法人「芦屋学園」の大八木淳史理事長。
告訴状などによると、学園が行う補習授業を大八木理事長がかつて自分が理事を務めていた業者に年間約3000万円で業務委託。
職員が「不透明な支出」と指摘したところ、「理事長に逆らえばとんでもないことになる」などと職員を脅したという。
刑事告発した職員「『ブラックな奴もおるんやから、そういう者が何をするか分からんで』と言われた」
5日に告訴した職員は「学校の経営が健全になってほしい」
「生徒たちは学園の宝。生徒を大切にする学園になってほしいと思って告訴した」としている。(15/8/5 NNN)


>芦屋学園の内部関係者らによると、同学園には2005年度決算時点で総額103億円もの現預金、有価証券の保有資産があった。
しかし、8年後の13年3月時点では、保有資産の90億円以上が不透明なかたちで喪失してしまったというのだ。
前理事長は昨年3月、「体調不良」を理由に突然辞任した。
前理事長の招聘で芦屋学園中学・高校の校長を務めていた、
ラグビー元日本代表としてマスコミにもよく登場する大八木淳史氏が現在は理事長を務めている。
関係者が語る。
「事態を憂慮した学園の教職員たちが、不透明な学園経営について理事会に『公益通報書』を提示し、雲散霧消してしまった100億円近い保有資金の巨額喪失について説明を求めていますが、理事会側は明確な回答をしていないようです。
さらに所管官庁の文部科学省も事態を察知したようで、学園に対し『経営改善計画書』の提出を求めたという話も流れています」
しかし、依然明確な経営改善の方向性は教職員側に示されていない模様で、卒業生や教職員たちは告発の動きを進めているようだ。
「さらに内部文書などによると、芦屋学園は資産喪失の状態であるにもかかわらず、学園の土地を担保に5億円の借り入れを昨年度に行っているというのです。教職員らはこれも問題視して交渉を再三求めていますが、理事会側は頑として応じず、学園内は紛糾状態に陥っています」(同)
ちなみに本件について芦屋学園へ取材を申し込んだところ、期日までに回答を得ることはできなかった。
芦屋学園が運営する芦屋大学には、臨床教育学部と経営教育学部があり、短期大学と合わせて学生数は1000人程度。高校には800~900人程度、中学には130人程度の生徒、幼稚園には140人程度の園児がそれぞれ在籍しており、合計2000人以上が通う学舎である。(15/3/25 ビジネスジャーナル)


>教え子の女子高生の体を触ったとして、兵庫県警芦屋署が暴行容疑で私立芦屋学園高校の女子バスケットボール部顧問を務めていた40代の男性講師を書類送検していたことが20日、同署への取材でわかった。
書類送検は12日付。
講師は一部否認しているという。
書類送検容疑は平成23年11月初め、部活後に同校体育館で当時1年生の女子生徒の胸付近に触れたとしている。
昨年11月に女子生徒が被害届を出していた。
同校によると、講師は23年4月に採用され、女子バスケ部の顧問となった。
昨年7月に女子生徒の同級生の保護者らから学校へ訴えがあり、同校は「保護者や生徒に混乱を与えた」として8月に講師を戒告の懲戒処分にしていた。
その後、別の生徒に対するセクハラの疑いなども判明し、8月下旬から自宅待機となっている。
同校は今後、より厳しい処分を検討する方針という。(13/2/21 産経新聞)

>捜査関係者によると、書類送検の容疑は2011年11月、部活動が終わった後、同校体育館で当時1年だった女子部員の胸を触った疑い。
昨年11月に女子部員が被害届を出した。
講師は「接触行為はあったが、状況に違いがある」と容疑を一部否認しているという。
昨年7月に一部保護者の指摘で発覚し、内部調査の結果「誤解を与える行動があった」として、懲戒処分に当たる訓告処分としたという。(神戸新聞)

>講師は「筋肉の発達を確認するため胸筋の付近を触っただけだ」と、容疑の一部を否認しているという。
同署によると、2011年11月の部活後、当時、顧問だった講師が同校体育館で、1年生部員の胸を服の上から触った疑い。
書類送検は2月12日付。
12年7月、同高の複数の保護者から「部活でセクハラ行為が行われている」との指摘があり、調査した同高は翌月、「生徒に不安を与えた」などとして、講師を戒告の懲戒処分にした。
その後、同部の1年生部員とその保護者が同署に相談したという。(読売新聞)