埼玉県南部の公立小学校のPTA元会長の男性が、会長在任中の2017年度にPTA会費から約300万円を使い込んでいたことが、PTAや学校関係者の話で分かった。
18年度から交代した新役員の調査で使途不明金が判明、元会長が使い込みを認めて返却した。
元会長は校長らの調査に「飲み食いやギャンブルに使った」と話したという。
校長は「この経緯は近く開くPTA総会で説明する」としている。~
PTA会長が元会長に対し返済を約束する誓約書を求め、同年10月に元会長の親族が全額返済した。
元会長は、さまざまな学校行事に積極的に協力し、ほかの役員など学校関係者からは信頼されていた。
このため、使い込みと言う不祥事の発覚に対し「あの人が」と驚く学校関係者も多いという。(19/6/21 埼玉新聞)
大阪市立小学校校長 55
横浜市立小学校副校長
大津市立中学校教頭
>兵庫県姫路市の県立飾磨工業高校で、PTA会費と同窓会の積立金計約7千万円が使途不明になっていることが1日、同校への取材で分かった。
高校によると、60代の女性事務員が複数の口座で管理していたが、4月に自殺した。
同窓会の口座への入金記録がないなど、不明な点が多く、同窓会とPTAが告訴を検討している。
同窓会は新入生1人当たり1万円を徴収。
そのうち5千円は、新設する同窓会施設の建設費として積み立てていたが、約4千万円あるはずの積立金の大半がなくなっていた。
PTA会費は月額約千円で、約3千万円が不明という。
女性事務員は1988年からPTAに雇用されていた。(13/5/1 共同通信)

>本来なら積立額は約4180万円あるはずだったが、同窓会が確認したところ口座には百数十万円しか残っていなかった。
1995年以降の入金記録がなく、2002年と05年に一部が解約されていた。
同窓会費の一般会計についても93年以降、通帳に支出記録があるのに出納簿には記載のない使途不明金が数百万円ある。
自殺した事務員は88年に雇われ、1人で出納を担当していた。(毎日新聞)

>兵庫県姫路市の県立飾磨工業高校の保護者から徴収したPTA会費などのうち、約3000万円が使途不明になっていることがわかった。
25年にわたり会計担当だった女性事務員が今月上旬に死亡し、同校PTAが残高を照会したところ、1991年頃から使途のわからない出金が複数回あったという。
PTAは22日、飾磨署に相談、今後被害届の提出を検討する。
同校によると、PTAは88年から、この事務員を雇い通帳や口座の管理を一任していた。
9日に事務員の家族から死亡の連絡があったが、通帳の行方がわからなかったため、銀行に確認したところ、出納簿と通帳の額が一致せず計約3000万円の不足が発覚した。(4/29 読売新聞)

>物品納入業者などへの未払い金も数百万円あるという。
会費の口座を管理していた女性事務員が今月上旬に自殺。
その後、PTAが通帳残高を確認したところ、通帳と出納簿の支出が一致しない箇所が複数あった。(毎日新聞)


>一部の公立高校でPTA会費などが学校経費に流用されていた問題で、文部科学省は21日、全公立高の3割弱で同様の事例があったとの調査結果を公表した。
非常勤講師の報酬をPTA会費で補うなど、法令に違反するケースについてはすでに是正されたという。
調査対象は、全都道府県・政令指定市の計67教委(3630校)。2007~11年度の5年間で、学校の管理運営にかかる経費を保護者らが負担した例があるかどうかを尋ねた。
41教委が「ある」と回答。高校数は全体の27%の993校にのぼった。
使途(複数回答)は、生徒を引率した時の交通費など「部活動関係」が21教委で最も多く、
「教科用備品などの購入」(20教委)、「通路・校舎・エアコンなどの維持修繕」(19教委)が続いた。(12/12/21 朝日新聞)

>公立学校でPTA会費など保護者からの徴収金が教職員の人件費や校舎の修繕費に流用されていた問題で、読売新聞は6月、47都道府県と20政令市の教育委員会を対象にアンケートを行った。
過去5年間の保護者徴収金の使途を聞いたところ、29都府県と10政令市で不適切な支出があったことがわかった。
「わが子が通う学校のためならば」といった保護者の厚意に学校が漫然と甘える構図が見え隠れしている。
「PTAから『何か役立つことはないか』と申し出があったので、比較的安価な庭の手入れをお願いした」
本来は公費で負担すべき校庭の樹木の剪定(せんてい)費をPTA会費で賄っていたある高知県立高校の校長が明かす。
県内の別の高校では生徒1人あたり年間500円を保護者から集め、部活動の遠征旅費などに充てていた。
教職員の引率旅費などは学校が賄うべきだが、PTA代表の男性は「県教委の予算が減るなか、子どもが世話になっている学校を親が支えるのが当たり前だと思っている」と話す。
高知では、県立の34校中33校で、教員の部活動引率費や、図書室の事務補助員の人件費などに保護者のお金が充てられていた。
県教委の担当者は「法に全ての事例が記されておらず、使用目的の了承を得ていたので違法性があるとは思っていなかった」と釈明する。
アンケートは、文科省が5、6月に行った全国調査の時期に合わせて実施。
読売新聞は3月にも都道府県教委に聞き取りを行っており、和歌山、茨城、大分など14府県の計約200校での不適切支出が判明していた。
今回のアンケートでは、文科省調査で各教委が改めて各校に報告を求めたことで、前回の聞き取りでの未把握分もわかった。
新たな判明分は、青森、山梨、高知などの15都県と、横浜、名古屋、神戸、北九州などの10政令市。
青森では、県立高校68校のうち66校で除雪作業の人件費など計約7億6440万円をPTA会費などで賄っていた。
一方、是正に乗り出した自治体もあった。
北九州市では1校が、市教委に無届けの早朝補習で教員に1回3000円を保護者徴収金から支払っていたことが判明。
市教委は今年度から届け出をさせたうえで教員手当を公費から支給することを決めた。
文科省初等中等教育企画課の話「法的な問題が考えられるケースは、各自治体に個別に状況を聞く。明らかな法令違反が確認できれば、是正の指導をする」(7/1 読売新聞)

>県立高校23校でPTA会費など保護者からの徴収金を本来、県費で賄うべき費用に充てていたことが20日、県教育委員会への取材で分かった。
11年度までの5年間で計約150万円が不適切に使われていたという。
県教委によると、全国各地の学校で徴収金の不適切な使い方が発覚したことから文部科学省が5月、都道府県と政令市の教育委員会に調査を指示。
静岡県教委が県立高校と特別支援学校全114校に、文書で回答を求めていた。
その結果、農業高校のビニールハウスで使うボイラーの重油代やプールの水質検査費、公用車のガソリン代など、県費で支払うべきものにPTA会費が使われていたことが判明した。
PTA会費など団体会計の使途に対する明確な基準がなく、県教委は今年中に徴収金を支出する際の基準を示す方針だ。
また、静岡市でも市立高1校で、教職員による修学旅行の下見の旅費を10年度までPTA会費から支出していた。市教委は「公費で負担すべきだった」と話している。(6/21 毎日新聞)
PTA会費流用