>静岡県教育委員会は22日、吹奏楽の指導と称して女子生徒の体を触るなどのセクハラ行為をしたとして、県立高校の吹奏楽部顧問の男性教諭(40)を懲戒免職処分とした。
県教委によると、教諭は7月29日午後10時ごろ、大会に参加するため宿泊していた同県焼津市のホテルで部員の女子生徒を自室に呼び「息の使い方を教える」として服の下に手を入れて体を触ったり、下着を外して服をめくり上げたりした。
教諭は県教委の調べに「呼吸法の指導のため、胸の動きを見るつもりだった。行き過ぎだった」と話しているという。
生徒が4日後に学校側に相談し発覚した。(11/8/22 産経新聞)

>県教委は22日、県東部の県立高で吹奏楽部の顧問を務める男性教諭が女子部員にセクハラ行為をしたとして、同日付で懲戒免職処分にしたと発表した。
教職員のセクハラ行為による処分は8月上旬にあったばかり。寺田好弥県教育次長らが県庁で記者会見し、陳謝した。
県教委によると、教諭は7月29日午後10時すぎ、大会参加のために宿泊していた焼津市内のホテルの自室に女子生徒を呼び出し、楽器演奏の呼吸方法を指導すると言って生徒の服の下に手を入れ、下着をはずさせるなどの行為をしたという。
8月2日に被害生徒が同校の養護教諭に相談し、発覚した。
教諭は「女子生徒を傷つけ申し訳ない」と話しているが、わいせつ目的は否定。結果的にセクハラ行為となったことは認めているという。
教諭は吹奏楽部顧問歴は約10年で、指導に熱心だったという。県教委はこの教諭に関し、他の生徒への違法行為や過去の被害は「出ていない」とした。
県教委の懲戒処分の公表基準によると、今回の不祥事は校名、教諭名とも公表対象となるが、県教委は「保護者から公表しないでほしいという強い意向があった」と説明し、公表しなかった。(静岡新聞)