>担任のクラスの女子児童に対し性的暴行などを繰り返したとされる元小学校講師の男に対し、京都地方裁判所は9日、懲役20年の判決を言い渡しました。
強姦などの罪で判決を受けたのは、京都府内の小学校に常勤講師として勤務していた齋藤智由被告(32)です。
判決によりますと齋藤被告は、担任を受け持ったクラスの女子児童5人に対し、学校や児童の自宅でわいせつな行為を計37回繰り返し、うち1人に対しては12回に渡って性的暴行を加えました。
裁判で「恋愛感情を抱いていて対等な一人の女性と思っていた」と話した齋藤被告。
9日の判決で京都地裁の宮崎英一裁判長は「安全なはずの学校や自宅で、全幅の信頼を寄せるべき担任教師から被害にを受け、児童の幼い心身に大きな苦痛を与えた」と断罪しました。
さらに、「教師の立場を利用して欲望の赴くままに犯行を繰り返し、身勝手で卑劣極まりない」として懲役20年を言い渡しました。
判決後、児童の保護者の一人は「どんな判決内容だろうが私が死ぬまでは齋藤被告を許すことはない」とコメントしました。(12/3/9 KTV)

>勤務先の京都府内の小学校で担任を務めた当時8~12歳の女児5人に計37回の性的暴行などを重ねたとして、強姦(ごうかん)と強制わいせつの罪に問われた住所不定、元小学校講師、斎藤智由被告の論告求刑公判が8日、京都地裁(宮崎英一裁判長)であった。
検察側は「信頼を逆手に取った卑劣な犯行」として有期刑で最長の懲役30年を求刑した。
起訴状などによると斎藤被告は10~11年、当時勤務していた府内の2校で担任した女児計4人に校内や女児宅で体を触るなどのわいせつ行為をし、別の小学校でも女児1人に性的暴行とわいせつ行為をしたとされる。
斎藤被告は起訴内容を認めた上で「(被害女児と)恋愛関係にあると思っていた」などと主張しているが、検察側は論告で斎藤被告が隠蔽のため女児らに「(保護者に被害を)話したら名前がさらされる」などと脅していたことを挙げ、「児童の人格を踏みにじった」と指摘した。
弁護側も弁論で「結果の重大性は受け入れざるを得ない」としつつ、「真摯に反省しており、慎重に(量刑を)検討してほしい」と訴えた。(2/8 毎日新聞)

>論告求刑公判が8日午後、京都地裁で行われる。
被害女児が多いことや長期間にわたって行為が繰り返されていることなどから、保護者の間には学校側の管理・指導体制への批判の声も出ている。
起訴状によると、斎藤被告は2010年2月~11年1月、勤務していた京都府内の二つの小学校で担任したクラスの女児4人に学校内や女児宅で計14回のわいせつ行為をした。
さらに府内の別の小学校で受け持った女児に対しても、8か月間に女児宅で12回乱暴し、自宅や学校で計11回のわいせつ行為をしたとされる。
この中には、異動で勤務先が変わった後も、被害児童の自宅を訪ねて犯行に及んだケースがあった。
斎藤被告は起訴事実をいずれも認めており、公判では「好意を抱いていた」などと動機を述べたという。
一連の事件は昨年1月、当時小学低学年だった被害女児の一人が「斎藤被告に体を触られた」と訴えて発覚。
府警が同年4月に強制わいせつ容疑で逮捕、強姦罪については地検が公判中の同年8月に追起訴した。
京都府教委によると、本人の勤務地希望に応じて、1年ごとに公立小中学校の講師を任用している。
ある被害女児の通う小学校では、斎藤被告がわいせつ行為を疑われたこともあったが、強く否定したため、学校側は特段の措置を取らなかったという。
また、斎藤被告が別の小学校に勤務した際、前任の小学校でわいせつ行為が問題になったことは伝わらず、府教委は「事件になるまで把握していなかった」としている。
ある保護者は「前任地での指導状況や様子なども調査した上で任用すべきだったのではないか」と教育委員会や学校を批判した。(2/8 読売新聞)

>亀岡市内の市立小学校で1月、教え子の女児の体を服の上から触るなどわいせつな行為をしたとして、強制わいせつ罪に問われた元小学校講師、斎藤智由被告の初公判が12日、京都地裁(島本吉規裁判官)で開かれ、斎藤被告は罪状認否で「間違いありません」と起訴内容を認めた。
捜査段階では黙秘していた。
検察側によると、別の女児に対する同罪でほかに2件追起訴されているほか、新たな追起訴もある見通し。(11/7/13 産経新聞)

>亀岡市の市立小学校でことし1月、小学3年生の女の子の体を触ったとして逮捕・起訴された元小学校講師の男が別の女の子の体も触っていたとして強制わいせつの疑いで警察に再逮捕されました。
再逮捕されたのは亀岡市の元小学校講師、齋藤智由容疑者です。
警察によりますと、齋藤元講師は去年5月と10月に勤めていた亀岡市の市立小学校の図工室で、当時、担任をしていた小学3年生の女の子の胸などを触った強制わいせつの疑いが持たれています。
調べに対し、齋藤元講師は黙秘しているということです。
齋藤元講師はことし1月、担任をしていた別の女の子の体を触ったとしてすでに強制わいせつの罪で逮捕・起訴されていて、警察では詳しいいきさつについて、調べを進めています。(5/9 NHK)

>京都府警捜査1課などは12日、小学校内で女児(9)の体を触ったとして強制わいせつの疑いで京都府亀岡市の元小学校講師、斎藤智由容疑者を逮捕した。
同課によると、斎藤容疑者は「そんなことをしたことはない」と容疑を否認している。
逮捕容疑は1月21日昼ごろ、勤務する亀岡市の小学校で服の上から女児の体を触るなどわいせつな行為をした疑い。
同課によると、女児が学校に相談して発覚。斎藤容疑者は臨時講師だったが自宅謹慎となり、3月末で契約が終了した。(4/12 共同)

>クラスの児童の体を触るなどわいせつな行為をした疑いがあるとして、亀岡市立の小学校の31歳の男性講師が担任を外され、自宅で謹慎していることがわかりました。
亀岡市教育委員会によりますと、今月21日、3年生の女子児童から「担任の先生に体を触られた」と、別の学級担任に訴えがありました。
訴えを受け学校は、今週月曜日からこの男性講師を担任から外し、自宅謹慎させていて、今夜、3年生の保護者会を開き、経緯を説明することにしています。(1/26 KBS)